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日常を「異化」すること

日々なんとなく生きていると
同じことの繰り返しで、ふとあれ、今日何したっけ?となることはありませんか?


楽しく刺激的な出来事が毎日起こるなら
きっと毎日が忘れられない一日になるのでしょうが
現実はそうはいきません。


では、一日一日を意識的に生きるにはどうすればいいのでしょうか?


わたしが実践しているのは
日常を「異化」するという方法です。


「異化」という言葉はここでは科学用語ではなく
ロシアのシクロフスキーが唱えた文学用語となります。


異化とは、広義で
「慣れ親しんだ日常的事物を
 奇異で非日常的なものとして表現するための
 手法」(Wikipediaより引用)
という意味です。


文学ではたとえば、犬の目線から小説を書くことで
慣れ親しんだ人間社会を新しい視点で見ることを可能にし
そこから課題などを浮き彫りにするという使われ方がされます。


これを日常に取り入れれば
変わり映えのない毎日も少しは充実したものに
なるのではないでしょうか。


普段何気なく目にしているものを
いつもと違う視点から見てみたり

いつも使っているものを
全く違うものに見立てて触れてみたり


視点を変えることで新しい発見が次々と生まれるかもしれません。


難しければ、いつもと何か違うことをするのもよいでしょう。


日常を「異化」して、
楽しい毎日を送りたいものですね。


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