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インタビューの心得とは何か?【#京都ライター塾】 4.5/6

 こんばんは。先ほど仕事が終わり、今は新幹線の中です。
私は移動する物体に乗るのが好きなので、電車や新幹線、車、船、ジェットコースターなどに乗っていると幸せな気持ちになります。(一番好きなのは、やっぱり飛行機かな)

 さて、そんなどうでもいいことは置いておいて、前回のnoteでは、「企画書の書き方」について紹介してましたが、今回は、インタビューをする時の心得をお伝えしたいと思います。

(前回の記事はこちらからお読みいただけます↓)


「どうしたら、よい(と思われる)取材ができるのか?」
「取材する側も、取材される側も、気持ちよくお話ができるか?」

 江角さんからは、インタビューの約束の取り付け方から、当日の服装、当日の流れなど、いくつかポイントを教えていただきました。

今回教えてもらった中で、個人的に一番大切だなと感じたこと。

それは取材者一人で頑張ろうとしないこと。
良い記事になるように、相手とどれだけ一体感(空気)を持てるか。


 私はこれまで、取材する側としては相手に緊張が伝わらないように、すらすらと質問をして、相手の答えに対しても受け答えをして、さらに質問して、相手の回答をまとめてあげて、、、という「取材はかくあるべし!」みたいなイメージを持っていました。


 しかし、取材を受ける相手だって緊張しているかもしれないし、何を聞かれるのか不安に思っているかもしれないし、そもそも何の取材を受けたか忘れているかもしれない。もしかしたら、朝から雨のせいで、気分が乗らないかもしれない。


 江角さんの経験上、だからこそ、お互いに同じ目標に向かって、一緒に作っている感を作る必要がある、と言います。(目標というと少し大袈裟かもしれませんが、読者が読んでどうなってほしいとか、そういうもの。)


【江角さんから教えてもらったインタビューのポイント】
例えば、
・取材の冒頭には、記事の目的や背景を説明する。
・自分が緊張していたら素直に伝えて、相手にも「緊張していますか?」と聞いてみたりする。
・取材中にはオーバーなくらい相槌を打ってみる。
・相手のお名前で呼んであげる。
・相手の答えをさえぎらない。
・質問を細かく分ける。
など。

 講座の中で「時には相手の答えを待つことも大切」と仰っていたことも印象に残りました。
私はどうしても、相手の答えがパッと出ない場合、シーンとした沈黙が怖くて、矢継ぎ早に質問を投げてしまうことがあります。

 でも、相手も考えていることがあるので、じっと待ってみる。
「どうしても出なそうな時は、向こうからヘルプの言葉があるので、それがあったら、別の角度で質問してあげたりしましょう」と今回の講座で学びました。


 逆に、質問する(取材者)側が次の質問に詰まってしまった場合。
「やばい、今のエピソードに感心してしまって、次の質問を考えていなかった……」なんてことです。
ほんと冷や汗をかいちゃいますよね?(私は冷や汗をダラダラかきます。)

 江角さん曰く、そんな時は一人で焦らず、ノートやメモを見返したりしましょう、とのこと。「空白の時間」を作ってみると、取材相手から話かけられることがあります。
 時には、同席している方やカメラマンさんなどから、取材相手に質問がいくこともあります。

あと、こんなことも教えていただきました。

 難しい言葉や専門用語(省略語)も、一人で考え込まずに素直に聞いてみてください。その業界でしか使わない言葉だったりします。

 相手が、もし聞き取れないような早さで説明してきたとしても、「誤った情報を載せたくないので、もう一度お願いできますか?」と聞いてみると、ゆっくり話してくれます

 取材される側も、自分の説明一つで記事の良し悪しが決まると分かっていたら、話し方や話す内容が変わってくるかもしれません。


最後に、江角さんに教えてもらったことは、「何より取材相手のファンになること!」(相手のここが好きとか、憧れるところを見つけて、お話自体を楽しむことです)が大事ということです。


ぜひインタビューの際の参考にして頂ければ幸いです。
それでは、新幹線を降りる時間が来たので、今日はここまでです。



他のメンバーが書いたnoteも、ぜひ読んでみてください。
(私とは別の切り口で記事を書いてます!)


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