企画書を書いてみて思ったこと【#京都ライター塾】 4/6
こんばんは。なかむらゆきです。
今日は、京都ライター塾講座4回目の内容をレポートします。
前回の講座では、企画書の書き方を勉強しました。
(※詳しい内容は、前回noteに書いています。)
企画書を実際に書いてみた。
実際に出された課題は、江角さんへのインタビューを想定して、
「編集社に提案し、企画が通る企画書を作る」というもの。
講座メンバーは各自、江角さんに取材するのですが、それに向けた準備として企画書を作ります。
メンバーそれぞれいろんな切り口があって面白いです。
例えば、「江角さんが考える幸せとは?」「ファッションから見る、セルフブランディングとは?」「地方ライターの生き方」など。
ちなみに、わたしの考えた企画はこんな感じ↓
実際の企画書では、さらに「企画内容」や「この企画を考えた理由」などが続きます。
(※「チャネリング」については、あまり聞きなれないと思いますが、実際の記事で具体的に紹介しようと思うので割愛します)
********
で、ここからが今日の本題なんです。
企画書を書いてみたはいいけれど…
戻ってきた企画書のフィードバックを見てみると、
全体的に「あれ、なんか読者が置いてけぼりになっていない??」という江角さんからのツッコミでした。
確かに、最初は読者層をイメージするものの、あれやこれやと考えていくうちに、読者視点がすっぽりと抜けてしまう事態に……。一番ダメなパターン。
この場合のタイトルだと、読者にこのインタビューを読んでどうなってもらいたいか、が言語化されていません。
この内容では読んでいる読者は、「で?何がいいたいの??」という疑問が湧いてきてしまう。
(確かに、知らない人の知らないことが書かれていても、「ふーん。」で終わってしまうな。)
企画書には、これらをしっかりと盛り込む必要があります。
記事の内容によってはメリットだけでなく、デメリットもきちんと伝えます。
そうすることで、文章としての信頼度が増す。
何で置いてけぼりになったか?
改めて、なぜ読者が置いてきぼりになったのか、理由を考えてみました。
企画書では、以下の三者が重なる部分(※赤い部分)を探します。
今回は「自分の興味あること」が大きくなりすぎてしまったのが、「読者が置き去りになった」の原因かと思います。
もちろん、自分の興味あることも大事です。
ただ、それ以前に「読者が読みたい!」と思ってもらえるような記事でないと、商業ライターとしてはやっていけないことをフィードバックを受けて、強く感じたので今回の記事にしました。
読者に興味を持ってもらえないニッチな内容すぎてもいけないし、自分の興味がほとんどないジャンルでは書けないし、誰もが書いている内容だとつまらない。
それぞれのいい塩梅を探すのが、ライターの腕の見せどころかもしれません。
次回はついに実際にインタビューをし、記事を作成するのですが、どんな話が聞けるか今から楽しみです!
(残りあと2回で講座が終わってしまうのが寂しい)
ではまた!
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