「理想のインタビュー記事」を書く為に、必要な3つのこと【#京都ライター塾】 2/6
こんばんは。こんにちは、なかゆき(@nakayuki17)です。
2月3日節分も終わり、暦の上では春だというのに今日の都心の空には雪がちらちら舞っています。
まだまだ寒い日が続いていますが、みなさん元気にお過ごしでしょうか?
私はここ三日間ほど絶賛体調を崩し、寝込んでいます。
普段は風邪を引かないので(多分4年ぶり?)、たまに引くとかなりしんどいです。
さて、今回は先日実施された、京都ライター塾2回目の講義内容のポイントを3つ紹介します!
「京都ライター塾って何?」という方は、前回のnoteで紹介しているので、併せて見てみてください。
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理想の原稿を書くための3つのステップとは?
①インタビュー記事は「準備」が大事
プロのインタビューライターさんに聞くと、100人中ほぼ100人が口を揃えてこう言います。
いい「素材」が入れば、おのずといい記事が書ける。
取材では、下調べをもとにいい素材をどれだけ集めてこられるかが、インタビューライターの腕の見せ所のようです。
じゃあ、一体その準備をどうやってやっているか、が気になるところですよね。
今回は、江角さんが理想の原稿を書く為にやっていたワークを紹介します。
1.自分が書きたいと思う記事を探します。
紙媒体/Web媒体で似たようなテーマやジャンルから探します。過去の先人たちが書いた記事を参考にすることで、何を聞けばいいのか、あるいは聞かなくてもいいことはないか、取捨選択していきます。
2.見つけてきた記事の構成や文体などを細かく分解します。
どんな流れで文章が書かれているか/よく使われるワードは?/文体はどんな感じ?など、要素を分解していきます。
3.分解した原稿の真似をして書いてみる。
実際に要素分解したものを使って、自分の手で書いてみましょう。
実際に今回の講座でやってみたものがこちら。(講座の中では要素分解のところのみ)
世の中にあふれる、文字、言葉、言い回し、文章、記事、コラムなど、自分の中で気になる型を集めて、それを真似して使っていくうちに自分の武器になっていく。
実際に、講師の江角さんは、雑誌やウェブで目に留まった好きな表現をノートにメモして書き溜めているそうです。
②記事を書く時は、「とりあえず」でパソコンの前には座らない!
無事、取材が終わって素材が集まり、「さあ記事を書くぞ!」と意気揚々とパソコンの前に座ってしまう。
私はついついキーボードを打ち始めちゃうのですが、パソコンの前に座る前にやるべきことがあります。
最後の「4.読者にどうなって欲しいか」まで考えがまとまったら、パソコンの前に座ってキーボードを打ち始めましょう。
書く時のポイントは、全ての通知を切る。スマホ、ダメゼッタイ。
まずは、書くことに全集中してください。
③記事を「一晩寝かせてみる」
一旦文章を書き終えたら、最後に文章の推敲に入ります。
ここで、「推敲」と「校正」って何が違うのだろう?とふと疑問に思い、
辞書で調べてみると、こう書いてありました。
なるほど、違いは文章の言葉の表現をさらによくするかどうか、という点にありそうです。
記事の推敲の場合、誤字脱字はもちろん、わかりにくい表現はないか、同じ表現を繰り返していないか、まわりくどい表現を使っていないかなど、読者に読みやすく読んでもらうために、練り上げることが必要です。
その時に、大事なポイントが「記事を一晩寝かせる」です。
時間そこまで取れないという方は、数時間空けてみるだけでも、大丈夫です。一定の時間空けることで、読みづらい箇所や、不要な表現が見えてきたりします。
最後は、「声に出して読んでみる」ことも大事です。
読むことで、文章の切れ味・リズムの悪い部分がわかったりします。
それでも迷ったら、誰かに自分の文章を読んでもらうのもおすすめです。自分で読んでるだけでは気づかないところに気づいてくれるかもしれません。
理想の原稿を書くための3ステップは以上です。
少しでも、この講座で学んだことが誰かの役に立てば幸いです。
このnote記事を書く時にも、実践的に意識して書いてみました。
「伝えたいメッセージは何なのか」「これを読んでいる人にどうなってほしいのか」「改めて読んでみて、詰まるところがないか」など考えながら「表現はこれでいいのかなぁ」と悩みました。
まだまだ時間がかかってしまいますが、少しずつ慣れていければと思います。
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