岡本太郎
「芸術は爆発だ!」の発言でも知られた世界的な芸術家です。
この岡本太郎の母の岡本かの子は、小説家でもあり歌人でもあり仏教研究家でもありました。彼女は1939年に亡くなっています。
ブルゾンちえみ(現在藤原史織)さんになんとなく似ておられますね、
その岡本かの子がその当時(90年ぐらい前)の女性気質を風刺した文章があります。
現代若き女性気質集
現在と見比べてみるのも良いのではないかと思いまして、その中のいくつかを紹介します。(もう著作権も切れています)
ご存命ならば100歳を軽く越えるご年齢の当時の若い女性の事、
1930年代は満州事変が起き五・一五事件、二・二六事件と軍部の不穏な動きがあり、ヨーロッパではナチスが政権を握った時代。
決して楽しめる時代ではなかった様に後から産まれた私たちからは思うのですが、その時代を生きた90年前の若い人の令和の世に生きる人と変わらない息吹が文章を通じて伝わり、ごく新鮮に感じられます。
作品名:現代若き女性気質集
作品名読み:げんだいわかきじょせいきしつしゅう
著者名:岡本 かの子
出典 https://booklog.jp/item/7/004538 (青空文庫)
岡本かの子の作品は青空文庫でぜひ一読あれ、