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コミュニケーションのための語学学習

語学学習が趣味の田中A子です。今までに英語・中国語・韓国語・インドネシア語・スペイン語を学習してきました。

なぜ、こんなに手を出したかというと。。。

●英語:義務教育

●中国語:中国に旅行するのが好きで役に立つかな?と思ったから

●韓国語:韓国ドラマを字幕なしでみたかったから

●インドネシア語:インドネシア人と深く話したかったから

●スペイン語:ペルー人と仕事をしていくから

英語はまぁ置いといて、動機は至ってシンプル、その言語を使う人の言うことを理解したいから

特に強烈に感じたのは、大学4年生でインドネシアに行ったとき。それまでは、海外旅行も英語さえ話せれば現地の言葉を話せなくても問題ないと思っていました。しかし、インドネシアの大学のサマースクールに参加した際、インドネシア語の単語をちょいちょい話したら、インドネシア人の友達がすごい喜んでくれました。他にも、タクシーの運転手も店員も、関わる人みんなが喜んでくれました。英語だけを話していた時と表面的には対応は変わらないですが、何というか肌感覚で対応が変わったなと感じました。「あ、言葉ってただの意思疎通のツールだと思っていたけど、仲を深めるのに有効なツールなんだ。」と痛感しました。

コミュニケーションとるだけだと、別に完璧な文法・豊富な語彙力は必要ないと思っています。”基本的な文法と多少の語彙力+気持ち”でなんとかなります。

そう、気持ちが大事です。身振り手振りを加えたり表情であったり、伝えたいというパッションが”基本的な文法と多少の語彙力”をサポートしてくれます。

ついこの間、私の考え方と異なる人と出会いました。その方は協力隊仲間で、スペイン語はあまり得意ではありません。POCKETALK(ポケトーク)というAI通訳機を持参し、「POCKETALKがあるからスペイン語は勉強しない」というスタンスでした。

彼と出会い、「あ、こういう考え方の人もいるんだ」と驚きました。彼は、表情豊かで親しみやすい方なので”POCKETALK+気持ち”でコミュニケーションとっていくタイプなんだなと思いました。

が、彼の共通の知合いのペルー人に彼の様子を聞いた際、「彼は機械を差し出すだけで、彼自身と話したことがない。彼のことは全くわからない」と言っていました。POCKETALK越しにコミュニケーションする彼に、あまりいい印象を抱いていないようでした。

AI通訳機は、大事な話をするとき等、情報の抜け漏れがないよう理解するのに最適かもしれません。インドネシアに行く前の私だったら、絶対AI通訳機片手に海外旅行をしたはずです。ただ、日常的に仲良くなるためにはまだまだ容認されていないのかもしれません。

この1例だけで決めつけるのはまだ早いかもしれませんが、異国語を話す人と仲良くなりたい、コミュニケーションを取りたい場合は、私がずっと大切にしていた”基本的な文法と多少の語彙力+気持ち”が有効だなと思います。

海外旅行に行く際は、何単語かその国の言葉で言えるようにしてみてください。きっと楽しい旅になりますよ!





サポートありがとうございます。励みになります。ペルー生活、苦しいことが多いですが何とか頑張ります!