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2023年 62冊目『国語が得意科目になるお絵かきトレーニング』
友人の鈴木さんに薦められて読みました。
国語の勉強のための本です。
絵から文を書く
文から絵を描く
この言いかえワークができるようになると一生モノの国語の基礎が身につくって話です。
大人でも、これできない人多いかも
学校では、こどもが「分かった」という発言を「理解した」と勘違いしてしまうことが多いそうです。
子供の「分かった」は、「うん、聞いたよ」程度のことも多いにもかからず
「理解している」という幻想をもってしまってしまうのです。
そして子供たちの「理解する」とは「物事をまる覚えする」となってしまうそうなのです。
そうなると悲劇です。
小学校高学年になると勉強量は膨大になり、すべてを暗記しなければならなくなるのです。
入試になると、勉強=暗記→知識偏重入試になるそうなのです。
変えなければいけないのは、勉強内容や量ではなく、勉強方法だということです。
では、どうすればよいのか
「わかったこと」と「わからないこと」の区別をつけるのです
そうすると、もともと好奇心のある子どもは、わからないことを分かろうとするそうです。
そのためには丸暗記するのではなく、理解すること(自分なりに整理、分類したうえで頭に入れる)で、その知識は使える知識となるということです。
それに有効なのが、お絵かきトレーニングなのです。
上述の絵から文を書くと文から絵を描くです。
絵があって、ポイントがあって、回答欄は、穴埋め問題から始まります。
最初はポイントも多めの説明があり、穴埋めにも説明がついています。
それを徐々にやる中で、ガイダンスが無くても書けるようになるという仕組みです。
解答には、「おうちの方へ」という子供への伝え方が載っているので、家でやることもできます。
文章から絵も、同じくガイダンスがあります。
▼前回のブックレビューです。
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