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2019年 52冊目『科学者はなぜ神を信じるのか』

この本によると高名な科学者でも神や宗教を信じている人がいるのです。

国連の調査では、過去300年に大きな業績を上げた世界中の300人の科学者の内8-9割が神を信じていたそうです。

コペルニクスにとっての神、ガリレオにとっての神、ニュートンの神、アインシュタインの神、ボーア、ハイゼンベルグ、ディラックらの神、ホーキングの神、そして筆者(科学者)の神について書かれています。

面白いエピソードが載っているので、読んでいて楽しいです。

ビッグバンが出た当初、法曹界は喜んだそうです。

始まりがあるのです。

宇宙の始まりがあり、それこそ神が作った宇宙なのです。

ただ、その後、虚数の時間の宇宙があり、パラレルワールドがあるという話になるともう大変です。

しかし、なんだかんだと宗教は上手に科学と接点を作り続けるのです。

科学好きには面白い本です。


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