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2023年 77冊目『最強のふたり』

佐治敬三と開高健のサントリーの話です。

戦後から高度成長期にかけて、やんちゃな経営者(佐治敬三)と小説家(開高健)がタッグを組んで、次々とヒットを飛ばしました。

貧困のどん底から開高健を拾い上げ、活躍の場を与えたのが、サントリー2代目社長佐治敬三さんでした。

コピーライターの才能を花開かせ、在職中に開高健は芥川賞を受賞するのです。

2人の年齢は10歳以上異なりましたが、経営者と社員という枠を超えた友情の絆で結ばれていくのです。

日本のお酒文化やサントリー、ニッカの歴史も面白いです。

開高さんのコピーも素晴らしいです。

時代から戦争の話もあり、ここからよく立ち上がったなと頭が下がります。

▼前回のブックレビューです。


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