見出し画像

2023年12冊目『本当の自分に出会えば、病気は消えていく』

病気を治すのではなく、やめることが学べる本です。

私たちの脳は、私たちの思った事を実現しようとします。

治すためには病気になる必要があります。

だから、病気になる→病気を治す を繰返して実行するようになるというわけです。

ではどうしたら良いのか

病気をやめる3つのステップが載っています

1 病気を発生させていた歪んだ思い込みやセルフイメージに気づく

2 それらの思い込みやセルフイメージを何のために持っていたかを分析し、そんな自分を許す

3 本当の自分として生きることを決断し、日常の中で実行する

病は気からという言葉がありますが、心が身体を支配するという話は、多くの人が実感していると思います。

筆者の梯谷幸司(はしがいこうじ)さんは、トランスフォーメーションコーチという肩書を持っています。

NLP、催眠療法、言語心理学を学んだメンタルトレーナーだそうです。

言葉の技術や心理技術を駆使して、「脳の動かし方」を変化させる独自の方法を編み出したのです。

そして、実際には存在しない思い込みや誤ったセルフイメージに気づくことで、脳の動かし方と言葉を変えていき、病気や不調を解消していくのです。

梯谷幸司さんが多くのクライアントと接する中で気づいたのは

病気をつくっているのは、その人が心の中で意識・無意識に感じているズレだという事です。

そのズレとは「自分の人生を生きてない」という事だったのです。

つまり

「本当の自分」のまま、本来の「生きる目的」に沿って生きる選択を取り戻したとき、病気とは無縁になるのです。

→本当の自分の存在に気づいて!というメッセージでもあり、気づいてもらえないともともきつい状態にして気づいてもらおう!

病気は本当の自分からのメッセージ

・本当の自分が、このまま生きる目的に向かって生きるのが許されないならば、元気でいても意味が無いと病気を作り出しているのです。

・病気を敵だと思うのではなく、本当の自分に対して、これまで無視しつづけてごめんねと謝罪し、和解していくのです。

・病気で周囲が優しくしてくれる。だからこのままでいたい。というものを手放せるか!

体のエネルギー量

・生きる目的につながることに取組んでいる時に、体から出るエネルギー量は大きい

・エネルギー量が少ないと、病気が起こりやすくなる

意識レベルはエネルギー量で17段階

1悟り ~ 4愛 ~ 8中性 ~ 10プライド ~ 13恐怖 ~ 15無気力 ~ 17恥

ありのままを受入れることが重要

→意識レベルを上げていくと、病気を止める

「これ」をやるために病気をやめる。の「これ」は明確か?

→「これ」が明確で、生きる目的に沿っている場合は、脳はそれを実現するために動き出す

→病気をやめた後にやりたいことを思い出す

脳内プログラムを変えて、不具合を起こす細胞の再生産(新陳代謝)を止める

→言語パターン、思考パターン、脳からの指令のパターン)

→~したいに力点を置く人は病気になりにくい

やりたい事がある人は、それに向かって動くのでポジティブな思考をする

現実はそうではないというが、現実とは、あなたの勝手な思い込みにすぎない

→思い込みであれば、捨ててしまおう!

上述の ①気づく→②許す→③実行する

許していない自分に気づき、受入れていく

→男性に勝ちたい(女性性の否定)→婦人科系疾患

自分のネガティブな感情、口癖から許していない感情に気づく

ポジティブな言葉の裏に、ネガティブなセルフイメージがあることがある

ネガティブな解釈癖を捨てる←過去の誰かの言葉(でも解釈しているのは自分)

周りに振り回される人ほど、病気になりやすい

この体験は自分にどのような意味があるのか?→脳が答えを探しはじめる

→共通テーマが見つかり、これは主体的に自分が選んだと捉え方が変わる

本来の自分に生きる

→できる・できない と やる・やらないの大きな違い

→人は変化が嫌い

→変化するかしないかは、やるかやらないかの違い

→一気にやるのは避ける(0→10ではなく、少しずつ変わったイメージを持つ)

変化すると周囲は止める。それへの対応も考えておく

→それはその人の意見であり、私の意見とは異なる

→私のことは私が決める

色々な事例も載っています

かなり学びが多い本です。

▼昨日のブックレビューはこちら


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?