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2023年 56冊目『怪物』

映画を見て、原作を読みたくなって手に取りました。

映画は、是枝監督で脚本が坂元裕二さん。

映画のエンディングをどう解釈したらよいのか

その答えがあるかもと思って手に取りました。

ありませんでした笑

映画は、この本を忠実に映像にしていました。

変わり者の教師

孫を亡くした校長

事なかれ主義の先輩教師

息子を想うシングルマザー

その息子

その友人

その友人の脳は豚の脳だという父

息子と友人をいじめる友人たち

事実もそれぞれの立場から見ると全く異なって見える

その事実に様々な解釈が重なると更に異なって見える

その人にとっては些細な一言が相手にとっては重くのしかかる

疑惑が疑惑を呼び寄せる

自分の都合の良い事しか見えなくなる

誰が怪物なのか

誰もが怪物なのか

誰も怪物ではないのか

エンディングの意味、知りたいなぁ

▼前回のブックレビューです。


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