2017年 87冊目『アート×テクノロジーの時代』

社会を変革するクリエイティブ・ビジネスと副題にあります。

チームラボ、タクラム、ライゾマティクス、ザ・ユージンというアート×テクノロジーを体現している会社の現在と未来展望が分かる本です。

私自身は、不勉強で名前や断片的な知識しか知らなかったのですが、全体像がざっくり分かります。

アート×テクノロジーの時代 社会を変革するクリエイティブ・ビジネス (光文社新書)

中にある写真を見るだけでも興味深いですし、何よりも関連するQRコードがあるので、沢山の作品が見られるのがお得です。

タクラムの振り子の思考法についても触れられています。

２つの視点間を行き来しながら考える方法です。

Prototypingはmakeとthink

Storyweavingはconcreteとabstrct

Problem Reframingはploblemとsolutionという具合です。

物事を二項対立ではなく、相対化して捉えることを意識できます。

デザイナーとエンジニアが両方の視点、スキルを持つことの必要性を説いているんだなと理解しました。

面白い本です。

▼前回のブックレビューです。

▼新刊『業績を最大化させる 現場が動くマネジメント』の読書会があります。12/11(月),12/17(日)です。無料です。よかったら、ご参加ください。