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アニメが癒しになる理由

アニメを観るとその世界観に精神が呑まれあたかもそのフィクションの中に入り込んだ気分になる。これが結構癒しになったりする。

この現象が起きるにはアニメのストーリーのあるバランスが大切。それは写実性と空想性のバランスだ。写実性、つまりリアルとの類似した部分がないと人はそのフィクションに親近感がわかず、その世界に入り込めない。かといってリアルすぎては生々しくて抵抗を覚える。そこである程度の空想性、現実とは違う部分も必要。

わたしの好きなアニメに「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」(愛称:青ブタ)がある。

この物語は高校生活が舞台となる。高校生活というのは大体の現代人が実際に経験することだ。制服を着て決まった学校に決まったルーティンで通う。同世代の友人と一緒に共同生活を送るのは誰しも親しみのある光景だろう。

しかし、それだけではアニメの中に入り込めるかというとそうではない。あまりにもリアルティがあり過ぎてのめり込めない。現実世界と変わらない世界では面白みがなく興味が持てないだろう。

そこである程度フィクションだから引き起こせる「現実ではあり得ない出来事、現象」が必要なのだ。

あり得ない出来事、現象があることで作品の世界観に興味が持てるし、面白さも増す。

青ブタも例に漏れず、ありきたりな高校生活の中に特殊な現象「思春期症候群」なるものがある。

この「思春期症候群」を解決するために主人公はじめ、登場人物はさまざまな行動をする。

その解決までのプロセスがこの作品の醍醐味だ。

そこには現実世界でも多くの少年少女がぶつかる悩みの解消のプロセスが重なり、視聴者が共感を覚えるに違いない。

人は共感を覚えることでさらに物語にのめり込む。

青ブタのすごいのはこの写実性と空想性のバランスがちょうどいいことだ。

ありきたりな日常とあり得ない非日常が混ざり合い独特の世界観を生み出す。

それを鑑賞すればあっという間に没頭してフィクションの世界に入り込める。

フィクションの世界に入り込めれば現実世界のままならないこと、悩みやストレスから解放され、メンタルは整う。

ある種フィクションにのめり込むのは最高の癒しだ。

今の現代人にとってアニメを見てその世界にのめり込むのはメンタルヘルスの点から見てもかなりいいことだと思う。

現実逃避するのにアニメはいいコンテンツだ。

人生に迷ったらアニメを見てみては??


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