精神疾患患者におすすめの遊び①読書
わたしが精神疾患に苦しんでいた時、最初に手を出したのは『読書』だった。
最初本を読むのは大変で数行読むだけでめちゃくちゃ疲れた。
でも、少し辛抱強く続けていたらハマり、今では良き遊びの一つだ。
本を読むことはストレス軽減や共感力の向上、認知機能の向上などの効果があるとされる。
これは多くの研究により、効果が示されている。
本の物語に没入すれば日常での悩みから一時的に離れ、心の平穏を取り戻すことができる。
確かに児童書やファンタジー小説などを読んでいる時は「今目の前の辛い現実=精神疾患であること」を忘れさせてくれた。
わたしが病気が重い頃よく読んだのは上橋菜穂子先生の「獣の奏者シリーズ」や西尾維新先生の「物語シリーズ」だった。
「獣の奏者シリーズ」はフィクションでありながらしっかりとした世界観が構築されており、文章を読んでいるうちに異世界に引き込まれるような凄さがある。
まさに名作。
「物語シリーズ」は思春期の男女の心の揺れ動きが言葉巧みに表現されていて読んでいて飽きることのない面白みがある。
まさに傑作。
そういった小説を読んでいるうちは自分の意識が現実を離れ、想像の世界にいる心地がしてリラックスできた。
つらい闘病生活において読書が心の拠り所だったのは間違いない。
今思い出してもあの本の一冊一冊がわたしも救ってくれた。
読書は心の安らぎを求める人にとって、非常におすすめの遊びです!
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