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揺れ動く建築

在宅ワーク、家に篭る毎日、ただ外界とは様々な手段でつながっている、SNS、Skype、使ったことは無いがZOOMでつながる人もいるだろう、目の前にいなくても、とりあえずの意思疎通はできるから、つながっている感覚にはなれる、身体感覚は有るような無いような、人の脳は優秀だから、補ってくれるのだろう足りない部分を、ZOOMで飲み会なんて聞くと、なんか楽しそう、案外、居酒屋で呑んでるのと大して変わらないかもと思ってしまう。

これを社会とつながっていると言えるならば、つながっている人がいる場所、すなわち、その人がいる建築は社会に対して開かれた建築ということになる。きっと今、建築はシェルター化していて、社会に対して防御態勢にあるはずなのに、人はそのようなこととは関係無しに社会とつながることができる。

現代建築を考える時、建築が社会や市民に対して、開いているのか、閉じているのかは根本的な問題であり、特に建築が社会や市民に対して寄与する物だと考えるならば、開かれているのが当然なのだが、現実を見ると、そのようなことを考えること自体が無意味だと思える程、的外れな考えをしているのではないかと、昨今の状況から思ってしまう。

またまた建築が根本から揺れ動く時が来たようだ、バブル崩壊、9・11、3・11の時と同じように。

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