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現代アート/フランスのアート市場


吉岡徹プロフィール
東京芸術大学デザイン科を卒業後渡米、帰国後デザイン事務所開設、週刊読売表紙デザイン、カネボウ、日航、三井銀行、読売新聞の広告担当をする。毎日広告賞、中日広告賞、準雑誌広告賞受賞。その後、長年にわたり大学、大学院でデザイン(意匠学・色彩学)の教授として指導に当たる。現在は色彩とデザインを最大限に表現できる抽象画をアクリル画で制作している。著書生活造形の美意識  (家政教育社)新編色彩科学ハンドブック (東京大学出版会)生活一般 (教育図書)基礎デザイン(光生館)服飾美学 (三生社)被服における色彩と意匠 (光生館)モダンデザインの礎 (家政教育社)近代デザイン用と美 (家政教育社)生活デザイン概論 (家政教育社)講演会 コーネル大学    オレゴン大学    モア美術館 etc

フランスのアート雑誌République des ArtsにTORU YOSHIOKAの作品4点が掲載されています。
パリオリンピックを来月に控え、アートの国フランスの店頭に並べられているようですので、もし渡仏の折にお目に留まる機会がございましたら幸いです。

「芸術の都パリ」誰もが認めるアート大国フランス。
以前、展覧会の折に訪れたパリは、目にする全てがアートであり、
道行く人々は芸術家のような風貌で闊歩している姿は
流石、個性を重んじる国民性だと感心したものです。

その人にしか表現できない何かを形にする作業がアートだとしたら
「皆と一緒」「それと同じ」ではなく「私にしか分からない何か」が
ファッションやインテリアにも表れていました。

しかし、情報社会の現代、その洗練された表現を誰でもが触れ真似る事ができるようになりました。
フランス的な○○、まるでパリのよう、など。
確かにフランス人のアートに触れる機会は日本人に比べ圧倒的に多く、また、その市場も活発で巨大です。

そんな日本の作家の一部の人はがフランス、ヨーロッパをターゲットに進出し、注目を浴びているようです。

かつて日本の浮世絵を参考にしたように、フランス人の意識の中には日本的な風土を表現した作品は大変人気があるようです。

作品を認知してもらう作業は作家にとって至難の業ですが、多くの機会を探りながら発表の場を見つけていくことが必要なのかもしれません( ´艸`)


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