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現代アート/一流に学ぶ

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吉岡徹の作品を紹介しています。

吉岡徹プロフィール
東京芸術大学デザイン科を卒業後渡米、帰国後デザイン事務所開設、
週刊読売表紙デザイン、カネボウ、日航、三井銀行、読売新聞の広告担当をする。
毎日広告賞、中日広告賞、準雑誌広告賞受賞。
その後、長年にわたり大学、大学院でデザイン(意匠学・色彩学)の教授として指導に当たる。
現在は色彩とデザインを最大限に表現できる抽象画をアクリル画で制作している。

著書
生活造形の美意識  (家政教育社)
新編色彩科学ハンドブック (東京大学出版会)
生活一般 (教育図書)
基礎デザイン(光生館)
服飾美学 (三生社)
被服における色彩と意匠 (光生館)
モダンデザインの礎 (家政教育社)
近代デザイン用と美 (家政教育社)
生活デザイン概論 (家政教育社)

私は最近、実感している事があります。
それは、専門家から学ぶ必要性です。

最近はSNSの影響で雑学的な豆知識を手軽に得る事は出来ます。
その豆知識だけを鵜呑みにして、まるで全て理解したように勘違いをする事が多く、「分かっている気になっていた」のだという事に気づかされました。
この年齢になって初めて自分の無知さを知る事になりました。
「木を見て森を見ず」の状態だったのです💦

アートや音楽は感性が最も大切だと思っていました。
しかし、それは大きな誤りでした。
専門分野を極めた方の目に写る世界は、私達の範疇を越え奥深さがあります。
時間をかけ追求し学び習得した技術です。

私は楽器を長年学んでいます。
始めは、趣味からのスタートでしたが
時間がたつにつれ技術を極めたいとの思いが募っていきました。
そこで、どうせ学ぶなら一流の先生に教えて頂こうと思い立ち、勇気を出して東京芸大卒のプロの先生に学ぶ事となりました。

「目から鱗」とはこのことです。
今までの学びが全く通用しません。
以前の先生の元、何年もレッスンを続けていたにもかかわらず、同じ楽器を弾いているとは思えない程、力加減、音の出し方、指の動かし方、手の位置、姿勢、楽譜上の理解の仕方・・・・・全てが正確ではなかったのです。
一から始めなくはならなくなりました。

プロに学ぶとは、こういうことかと実感しました。

プロが長年かけて得た知識、技術を教えていただく事で新たな世界に連れて行ってくれるのですから・
素晴らしい経験でした。

アートの世界も、基礎があっての芸術表現です。
抽象画のように難易度の高い表現方法は
その作品の中に、作者の意図が見え隠れする瞬間が、とても魅力的だと思います。

「基礎デザイン」の著者である
吉岡徹の作品は万華鏡のような幾何学的なデザインの中に神秘的な世界を表現しています。

「一流に学ぶ」
「吉岡徹‐幾何学的表現の追求」

下のリンクではVRでご覧いただけます。

https://www.instagram.com/gallery.tet/





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