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子育て中ママの自分時間、おすすめポイント3選!(ベネット著「自分の時間」を考察)


いつもご覧くださり、本当にありがとうございます。

前回の記事では、アーノルド・ベネット著「自分の時間」から、「自分の時間をつくるポイント10選」をご紹介しました。↓↓


ベネット著「自分の時間」について、詳しくは前記事をお読みいただければと思います。

前記事を執筆している中で、気づいたことがありました。

ベネットさん……これは、男性向け、もしくは独身向けの「時間のつくり方」ではないでしょうか?

もちろん、内容としては素晴らしく、実践した方が良いことばかりなのですが、さすがのベネットさんも、100年後の子育てママが読むことまでは想定されていなかったかもしれません。

そこで、今回は、「自分の時間をつくるポイント10選」の中で、子育て中のママが実践できることはないか、大真面目に考えてみました。

(男性の皆さん、よろしければママたちの生活を知る上でも、読んでいってくださいませ☆笑)


おさらい―自分の時間を作るポイント10選!

まず、話を理解しやすくするために、もう一度、10のポイントを載せておきます。

【自分の時間を作るポイント10選!】

①朝の1時間は夜の2時間以上の価値がある

②1日のなかのもったいない時間を考える

③自分の中に「内なる1日」をつくる

④誰にも邪魔されない「通勤時間」をどう使うか

⑤週3回、夜の90分を意義のあることへ

⑥一週間を6日として考える

⑦1週間で7時間半を捻出する

⑧小さな一歩から習慣を変える

⑨はじめから大きな変化を求めない

⑩一日の終わりに自分を振り返る心のゆとりをもつ


1日の時間という観点で、子育てママが実践できることは? 

10のポイントの中から、「1日の時間」という観点の①~⑤、⑩について、幼児2人の子育て中のママが実践できるものはあるか、冷静に考えてみました。

①朝の1時間は夜の2時間以上の価値がある


これはとても分かります。
朝の時間は本当に頭も仕切り直すことができ、誰も起きていないため、自分時間にはもってこいです。

特に子育て中の場合、夜は本当に文字通り疲労困憊しており、子どもと早く寝て、その分朝早く起きる方が、頭を使う作業には良い気がします。

②1日のなかのもったいない時間を考える


もったいない時間があるかを考えましたが、子どもといる時間は、時間の流れがゆったりしていることが多く、どこがもったいない時間なのかの判別がつきにくいです。

ひたすら滑り台を滑っている時間をもったいない時間と捉えて読書なんてしようものなら、急に子供がこけてしまい、「何で見てなかったの!」ということにもなりかねません。

特に、自分の心の中にゆっくり入る自己啓発書や、難しい知識を集中して読む必要がある専門書などは、子育てとの相性はあまり良くない、という印象です。

(ただし、自己啓発書は読むと元気になるので、子どもが寝ている時に深めるのがおすすめです!)

細切れ時間でパッと読めるような軽い本であれば読むことができますが、あまり集中しすぎてしまうと、目を離した隙に子どもが大変な事になる可能性もあるので注意が必要です。

③自分の中に内なる時間をつくる


ベネット著「自分の時間」では、「本業の出勤時間以外の時間を、もうひとつの1日と考える」ということでしたが、小さな子どものいるママの場合、本業の切れ目はありません。笑

日中働いていたとしても、帰ってきてからも、ご飯の支度や寝かしつけがあり、常に他人の面倒を見る時間なので、「もうひとつの自分の時間」というイメージはなかなか湧きません

せめての自分時間といえば、子どものお昼寝中か、お気に入りのアニメを見ている数十分寝かしつけの時でしょうか。

自分の中の「内なる時間」をつくるとしたら、間違いなく寝かしつけ後か、早朝の時間でしょう。

④誰にも邪魔されない「通勤時間」をどう使うか

子育て中のママの場合、幼稚園や保育園の送り迎えの時間がこれに当たるかもしれません。

私の場合も歩きながら、イヤホンで英単語をリスニングしたりしています。

⑤週3回、夜の90分を意義のあることへ


これは、子どもの寝かしつけがスムーズに終わった時のみ存在します。

寝かしつけで一緒に寝落ちしてしまった場合には、夜の時間は記憶がなく(笑)、気がついたら朝です。

⑩一日の終わりに自分を振り返る心のゆとりをもつ

これも同じく、子どもと寝落ちしないで意識を保てた場合のみ、存在する時間です。

せめてできるとしたら、寝かしつけの布団の中で一日を思い返すこと。真っ暗なので内省的な時間にはなりやすいです。

結局、やはり心のゆとりを持って1日を振り返るとなると、早朝の時間が1番良い気がしています。


<子育て中ママの自分時間、おすすめポイント3選!>


子育て中のママでも実践できる自分時間の作り方を、ベネット著「自分の時間」を参考にしつつ、私の体験からまとめてみました。


①朝活

とにもかくにも、、です。それも、他の誰一人起きてこない時間帯

嵐の前の静けさのような時間ですが、子育て中のバタバタが嘘のように、心穏やかな自分時間を過ごせます。

特に、読書や勉強の習慣のある方にとっては、なおさら朝が理想です

早起きは最初は辛いのですが、1週間も続ければ体内リズムにも組み込まれ、起きるのが楽になります。

踏ん張ってでも早起きの習慣をつけておくと、後々の人生がだいぶ楽になる気がします。

②耳学問(ながら勉強)



幼児を相手にしている場合や、家事をこなす場合、常に動ける必要があり、机にがっつり座って作業する時間は取りにくいです。

そこで登場するのが、「ながら勉強」。

特に、イヤホンによる耳学問がおすすめです!

幼稚園・保育園の送り迎え時間も、洗濯物を畳んでいる時も、料理している時も、寝かしつけの時も。

子どもから目が離せず、手が空かなくても、耳は空いているのです‼️

これを生かさない手はありません‼️

というわけで、私の場合は養育・家事の合間に国際政治系のYouTubeを観たり、英語のリスニングをしています。

ここで私が注意しているのは、「片耳モードで聴く」ということです。

両耳だとその世界に没頭してしまい、子どもから話しかけられた時や、万が一子どもが怪我をした時に気づくのが遅れる可能性があります。

なので、あまり器用でない私としては、片耳のながら聞きで勉強しつつ、子どもへの意識も忘れないように心がけています。


そして、別に片耳さえあれば、必要な情報は取れるのです。

これは「自分の時間」著者ベネットさんにも気に入っていただける、時間の有効活用かもしれません。

③同時並行処理

耳学問の話にも繋がりますが、同時並行処理能力を持っていないと、子育て中の自分時間なんてできません

YouTubeでニュースの勉強をしながら、おうちヨガ
料理で煮込んでいる間に、note記事を執筆。
抱っこ紐で寝かしつけながら、読書

要するに、常に体の空いている部分はどこかを考え、できることは何かを考えることが大切です

<まとめ>


いかがでしたでしょうか?
今回の記事のポイントをまとめると以下の通りです。

アーノルド・ベネット「自分の時間」は、現代人が実践すべきエッセンスが沢山!
しかし、子育てママには実践が難しいものも多い。

【子育てママの「自分の時間」のためのおすすめポイント3選!】
①朝活
②耳学問(ながら勉強)
③同時並行処理

あれこれと時間の捻出方法を書いてまいりましたが、子育て中のママにとっては、子どもの笑顔が一番かもしれませんね!

くれぐれもご無理なさらない範囲で、自分の時間と向き合ってみてください。

最後までお読み下さり、ありがとうございました!


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