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私がnoteをはじめた理由〈自己紹介〉

はじめまして。仲川光と申します。
このページを開いて下さり、ありがとうございます。

私がなぜnoteを始めたのか、この場をお借りしてお話させていただきます。


2023年5月末からWEBライティングの勉強を始めた駆け出しライターです。
それ以前はというと、国立大学の文学部を卒業後、主に紙媒体での書籍出版の業務に携わった経験があります。

noteをはじめたきっかけ

noteを始めたきっかけは、WEBライターとしての経験が少しずつ溜まりはじめ、より多くの方に記事をお届けしたいと思ったからです。

WEBライターをはじめたきっかけは、2児の母となり、フルタイム出勤業務が難しくなったこともあります。

子どもを幼稚園に送り迎えする中で、「限られた時間の中で自分に何ができるのだろう」と考えた時に、在宅ライターという選択肢が出てきました。

元々、書籍の出版業務に10年ほど携わっていたため、仕事柄、幅広い分野に関心を持っていました。

プロフィール欄の通り、文学・歴史・自己啓発・心理学・宗教・教育学・経営学・映画・音楽・芸術・美容・ファッションなど好きな分野は多岐に渡ります。

担当する書籍の分野に関しては一時的にではありますが、オタクレベルの知識を持ち合わせることがありました。笑

フルで働くのが難しいとしても、その知識・経験を生かさないのはもったいないよ!」と背中を押してくれた友人たちのお蔭で今の私があります。

そして、そもそもフルで働きたいなら働けばいいじゃないか、という突っ込みも入りそうですよね。

そこで、僭越ながら、私が今に至る理由を少しお話させていただきます。

フルタイムで仕事をしていた時

フルタイムで働いていた頃の私は、「人生を豊かにするコンテンツを周りの方々にお伝えし、少しでも皆様のお役に立ちたい!」という一心で仕事に取り組み、その活動に誇りを持っていました。

ただ、明らかに一つ、私の持つ問題点がありました。

それは、一つのことにハマると猪突猛進なところがあり、仕事に邁進しすぎると人生全体のバランスを崩す、という点でした。

元々出身が進学校、ということもあり、周りの友人もバリバリ働く系の方が多かったためか、
仕事においても常に何かをこなしているのが好きな、いわゆるバリキャリ型の人生を送っていました

結婚し、一人目の子どもを妊娠してからも、「出産後すぐに職場に復帰したい」という思いが強く、希望通り、出産して早々に仕事を再開しました。

上司の方には心配もされつつ、「妊娠・出産を言い訳にして、仕事の最前線から離脱したくない!」という負けず嫌いの性格が強く出ていたように思います。

一人目を出産・0歳で復帰

幸いにして生まれてきた子は手のかからないとても良い子でした。

生まれて一か月も立たないうちに、夜はまとめて眠ってくれるようになり、噂に聞いていた昼夜逆転の生活もほとんど経験しませんでした。

これならいける!と、ママも調子に乗り、家族を頼りつつ、子どもが0歳のうちから早々に復帰の予定を決めました。

そして、出産前と変わらないペースか、さらに加速して仕事をしていきました。

(今思うと、保育園で遅くまで待たせていた子どもの気持ちなどあまり考えていない、仕事大好きママだったと思います。ごめんね。)

そして、「出産しても仕事のペースが変わらない・もしくは上がっていく珍しい人」という認識を上司から勝ち取り、「仲川さんならこれぐらいできるよね」と言っていただけることも増えました。

その度に私は、根拠もなく「できます!」と言い続けていたように思います

(その裏には、何も言わずに家事・育児を手伝ってくれる優しい主人の姿がありました。)

二人目を妊娠・出産

そのまま「いける!私はできる!」という根拠のない自信を持った私は調子に乗り続け、二人目を妊娠しました。

一人目の時と同様、出産後は早々に復帰しようと考えており、後任を育てる気も、仕事の整理や引継ぎをする気もほとんどなかったように思います。

ただ、いざ二人目を出産してみると……一人目と二人目のあまりの違いに驚きました。

二人目の子はとても甘えん坊で、どこに行くのも、何をするのにもママ!ママ!ママ!

夜泣きは激しいし、構ってあげられないと「ギャ~!!」とこの世の終わりかのような泣き声をあげ続け、ママまで泣きたくなる始末。

子どもは一人ひとり、それぞれ個性が違うと聞いてはいましたが、まさかこれほどとは!

一人目の子が手のかからない優しい性格だったことに、二人目を産んでからやっと気が付くというバカな母親でした。

(そして二人目の子も、決して世の中の基準から見ると、問題児というほどではなく、普通の子どもの反応だと思います。)

再び0歳で仕事復帰、しかし……?

それでも私は二人目を0歳児の時から保育園に入れ、再び仕事を再開していました。

周りの人からは「ママすごいね」とか「えらいね」とか言っていただくことが多かったと思います。

自分でも、「二人産んでも仕事を続ける余裕のあるママ、すごい」とまるで自己催眠のように思い続けていました。

しかし、崩壊の時は間もなくやって来ました

仕事にミスが出始め、明らかにキャパオーバー気味。

精神的にも不安定になり、常にイライラしていたように思います。

(また、私の仕事の仕方が細かすぎる、完璧主義すぎるというご指摘も受けていました。)

与えられた仕事自体はこなしていましたが、その一方で、家庭に費やす時間はどんどん減っていきました

子どもが熱を出した時に、子どもを責めてしまったり、仕事を優先してしまいたくなる気持ちが出てきており、「あ、自分そろそろヤバいな」と気づき始めた頃。

さすがに上司からも「少し休んだ方がいいんじゃないか」と言われ、お仕事をしばらくお休みすることになりました。

休職中も焦り続けた末に…

家庭が回っておらず、仕事も思うように成果を出せない……。

そのことで私はさらに悩んでいきました。

心配して、仕事を休むよう進めてくださった上司の方にすら、うらめしい気持ちを持ってしまっていたかもしれません。

(今考えると、自分一人で強がっている、どうしようもないバカです)

思うように仕事ができない自分。
実は子育てがあまり上手くできない自分。
早く復帰しなきゃ!と焦る自分。

焦れば焦るほど、仕事復帰が難しい精神状況に陥っていきました。

(人生長いのに、一体何を焦っていたのでしょうね。)

そうこうしている間に夫が転勤となり、子どもも保育園から幼稚園に転園することになりました。
そして、それをきっかけに私も職場を離れる、という決断をしました。

今まで子どもに費やせなかった分、少しは子どもに愛情をかけてあげる時間も必要なんじゃないかな

そう言ってくれた夫の言葉が胸に染み入りました。

子育てに向き合い、読書する日々

いざ、仕事を離れてみると、「一体自分は何と戦っていたんだろう?」と思うような事ばかりです。

「自分のタスク」という小さな世界の中で行き詰まり、自爆していただけのことなのに。

そして、子どもたちの可愛いこと。

フル出勤の時は、帰宅後のわずかな時間さえ、甘えて駄々をこねている子どもを見てイライラしてしまうようなダメな母親っぷりでした。

そんな私でしたが、ゆっくりと子どもと交流する時間を過ごせることが、宝物のような時間であることにも、遅ればせながらやっと気づきました。

子供の成長は一瞬。あっという間に成長してしまう。
そうであるならば、一生懸命生きている今を、精一杯見守ろう。

素直に心から思えた自分がいました。

幸いにして仕事をお休みしている間に、自己啓発書・宗教書・経営書などを心静かに読む時間が増え、自分の中の問題点に気づく機会も沢山いただきました。

自分の心を省みる

バリバリと働く自分の姿に、足りないものはなかっただろうか。

私はその答え探しの旅を続け、いつしか自分を導く考え方に出会いました。

たとえば、仕事がなくなり、自宅療養となった時。
私の心の中は、欲求不満でいっぱいでした。
ただ、そんな状態の自分では、「人生を豊かにするコンテンツ」など、到底発信すべきではありません。

「恨み心で恨みは解決しない」という当たり前の考え方さえ、自分には理解できていなかった、ということを実感しました。

恨むも何も、自分で自分の首を絞めていただけなのですが。

「仕事を休んだ方がいいよ」と心配してくれた周りの人々を恨んだり、順調にキャリアを積んでいる同僚を羨んだり……人としても最低のレベルですよね。

自己啓発書・宗教書を読み漁るにつけ、「成功者は常に、自分に対し謙虚であり、周りへの感謝を忘れない」ということを知りました。

今の自分のマインドは、絶対によくない!
そう気づいた私は、まずは人として当たり前の「感謝」を全ての人に向けることにしました。

それから、
他人の心を変えることは難しいが、自分の心は100%コントロールできる。自分の心や考え方が変われば、周りの環境も変わってくる
という考え方。

今までの自分は……

  • 子どものせいで仕事ができない。

  • 任せられる人がいないから仕事を休めない。

  • 家族のせいで家庭が回らない。

  • 自分の大変さを誰も分かってくれない。

など、自分の不幸の原因を全て他人のせいにしてきました。
でも、その感覚って、非常に自分本位ですよね。

正しくは……

  • 仕事ができないのは子どものせいではなく自分の能力不足。

  • 仕事が休めないのは任せられる人がいないのではなく、自分が完璧主義で、人を育てられないから。

  • 家庭が回らないのは家族のせいではなく、仕事+家庭の負担感を計算できなかった自分の問題。

  • 自分を心配してくれている周りの人々に感謝の気持ちさえ持てていない。

なのでしょう。
考え方を変えてみると、全く違う景色が見えてきました。

見えてくるのは、

傲慢に突っ走り続ける自分の姿。
黙って支えてくれていた家族の姿。
気にかけてくれていたにも関わらず、恨まれる上司の姿。

とんでもなくおそろしい景色ですね。笑
今すぐ消し去りたいです。

自分の心が変われば、周りも変わる。

この言葉を信じて、自己変革を続けていきたいです。

目指すべきは、どこまでも謙虚で感謝の気持ちを忘れない自分

そんな自分に本当の意味で変われたら、きっと周りの人々にどれほど愛されていたかにも気づいていくのでしょう。

むしろ、自己啓発書を沢山読んでいたはずなのに、考え方が自分の普段の思考回路に入っていなかった、というのは残念な話です。

子育て本を色々読んでいた。
アンガーマネジメントの本なども読んでいた。

それなのに、現実世界には全く活かせていない……。
これは恥ずかしい話です。

本はただ読むだけでなく、読んだ中身を正しく理解し、生活に活かしてこそ、意味のある存在だと思います。

今からでも遅くはない!と一念発起し、もう一度、私の中のコンテンツを整理し続けています。

ライターを目指す理由

在宅ライターという仕事スタイルを知り、さらに記事を読んだ友人から、「ノートとかに連載してみたら?」という案もいただきました。

もう二度と家庭を犠牲にするような母親には戻りたくないと思っています。

ただ、挫折体験によって得た智慧を皆さんにシェアするだけでも、必要なことなのではないかと考えました。


言ってみれば、「人生やり直しライター」の私です。

皆さんにとって心温まるコンテンツを沢山提供できるよう、一層精進してまいります。

noteでは日々の気づき、担当した記事の紹介などもさせていただきます。

引き続き、何卒よろしくお願い致します。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

※ここまでお読み下さり、こんな私のスキルで良ければ使いたい、という方がいらっしゃいましたら、ご連絡いただけますと幸いです。
お待ちしています。















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