【第12回】人生を振り返る【中学校3年②】

中学3年編の続き。
前回はバンドを始めたことについて書きましたが、今回は実家建て替え、それに伴う引越し、高校受験など。

この頃実家はけっこうガタが来ていたらしく建て直すことになります。
この建て直す前の実家はいわゆる昔の家という感じでした。(トイレは汲み取り式だったしお風呂のボイラーとかもすごく古い感じのだった)
当時両親と僕の3人しか住んでませんでしたが10人くらいは余裕で住めるくらいの広さ。(たぶん10DKくらい)
広すぎる上に移築とそれに伴う改築、増築により不思議な構造になっているところもあり生まれてから15年くらい住んでたはずの僕もけっこう未知の部分がありました。(探検する楽しみもありましたが)
建て直す家については僕はほぼ関与しておらず(高校を出たら家を出るだろう、ということで)父親が毎日図面を書いて構想を練っていた記憶があります。

で、建て直すとなるとその間に住む家が無くなるわけで人生初の引越しを体験。
旧実家が古くて大きかったということもありめちゃくちゃ大変だった。
引越し当日はたしか東京に出ていた兄たちも呼んで手伝ってもらったような。(僕の記憶が正しければ)
引越し先は距離でいったらそこそこ遠かった(自転車で30分とかだったはず)んですが、同じ中学校の校区内の借家だったのでそこは特に問題無し。
雪が降ると1時間近くかけて歩いて通学してたりもしましたが、もう部活も引退して時間に余裕があったしそれはそれで楽しんでいた気がします。

その借家に住んでる時の一番の思い出はとにかく映画をたくさん見たこと。
徒歩1分以内の場所に小さいレンタルビデオ屋があり毎日のように映画を借りに行ってました。
さっきも書いたように部活を引退して時間に余裕があったことと父親が映画好きで頻繁に借りるのを許してくれた(というか推奨していた)ことがあって本当にたくさん映画を見ました。
なのでこのあたりの年代の映画だけやたら詳しい。(その後は行っていたレンタルビデオ屋がつぶれたりなんだりであまり映画を見なくなったし実家を出てからもあまり見なかった)

最後に高校受験について。
中学1年編でもテストで上位に入ったという話を書きましたが、僕はどうもいわゆる勉強(ペーパーテスト)が得意なようでそれなりにやっていればけっこう成績上位をキープできてました。
当時はけっこうバンドに気持ちがいっていて正直進学校に興味は無かったと思うんですが、県内で上位の進学校を受験します。(将来の可能性を狭めないためにレベルが高い高校に行っておいた方がいい、みたいな話を間に受けた面もあったような)
上にも書いたように受験シーズンも映画を見たりバンド的なことをしたり友達と遊んだりしていた記憶しかありませんが無事高校に受かります。

というわけで次回からは高校編。