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朝から人生を考える

きょうもまた早起きをしてヨーロッパリーグの決勝戦をみた。レヴァークーゼンが敗れて連勝記録がとだえた。まけたにも関わらずサポーターがチーム名の入ったタオルなどを選手や監督に掲げている。優勝はできなかったけど、たたえている姿に感動した。優勝したアタランタはイタリアのベルガモという田舎町のクラブ。実はこの場所には行ったことがある。妻の友人がアパレルの仕事をしているのだ。イタリアでアパレルの仕事っていうと、とってもかっこいいのだけれど素朴な感じの変な人。その人に案内してもらったあの町に本拠地があったのか。アタランタというクラブは子どもの頃から知っていたけど、地理を把握していなかった。

試合がおわってからはいつものようにテレビを付けてだらだらと過ごしていると『THE TIME』で安住さんが中尾彬さんの訃報を伝えていた。『ぴったんこカン・カン』での共演を振り返り、収録中のエピソードを話すとき涙ぐんでいるように見えた。その振り返りのVTRをみながら、こういうやさしさの人はこれからは出てきづらいのだろうなぁと感じた。もともと稀有な存在には違いないけど、一見乱暴だけど実はやさしいみたいな人は、上の世代にはたくさんいる。いまの時代、こんな生き方はリスクしかない。奥底の感情よりも表面の言葉が大切なのだから。どう思っていようが、なんと言ったかが最重要。それを指摘されたってホントはどう思ってたなんて言いたくないのよ。感情のやりとりがむずかしくなってきた世の中だけれど、中尾さんみたいな人にあこがれちゃうなぁ。ぼくもどんどん丸くなって無味無臭な人になってると感じる。おもしろみのある人になっていかなきゃな。どうすればいいんだろ。

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