見出し画像

【詩】愛

私には
「愛」が必要だった

ただ
あなたに愛されて
愛してくれた証が欲しかった


あなたは
優しくキスをしてくれた
このオレンジ色の灯の下で
そんな夜が好きだった


でも最後には
あなたの「愛」は感じなかった

冷えきった口づけの夜

ただ

寂しくて

悲しくて

それがあなたとの最後の思い出


また  繰り返す
きっと  繰り返す


そんなことをどこかで考えてる私は
また
優しいキスを重ね
夜に溺れる


あなたは
そんなことないよねって
そっと微笑んだ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?