こたきまりこ

東京都在住。完全に趣味のマンガ制作や、仕事の取り組み、そして日記のようなくだらない話ま…

こたきまりこ

東京都在住。完全に趣味のマンガ制作や、仕事の取り組み、そして日記のようなくだらない話まで。

マガジン

  • 日常のくだらない話

    クリエイター目線で、日常のくだらないストーリーを日記感覚で書いていきます。

  • 闘病サポート

    パートナーの根本さんは2017年から白血病と戦っているガンサバイバー。 人生初の闘病サポートの大変さを書いていきます。

  • こたきマンガ

    「6次の隔たり」に着想を得た「3次のコマ送り」です。3回くらいパパッとすると、だいたい何にでもなれます。

最近の記事

無菌室で不謹慎プール

いつか【このことをユーモアたっぷりに書ける日が来るはず!】と思っていたことを無事に言語化できるフェーズに来ている気がしたので、 辛い日々の中にもエンターテイメントを取り入れたら、なんかすごいほっこりしたこと について書いてみようと思います。これはわたしのパートナーの「根本さん」が白血病で入院しているときのストーリーです。 思い出し笑いと、思い出し泣きで、変な感情になりそうです。 登場人物 : 根本さんと わたし一人前の男性にとっても命の存続を脅かす血液のガン、白血病。

    • 食べるために生きるな、生きるために食べよ。

      どうも!日本塩分管理支援協会、チーフクリエイターのこたきまりこです。ソルトコントロールという方法を使って食事をもっと楽しむための活動をしております! タイトルはもうみなさんご存知の通り、ソクラテスの有名な言葉です。「食べるために生きるな、生きるために食べよ。」言葉の通りの意味なのですが、みなさんもこのように思ったことはありますでしょうか? この言葉は「生き方」を意味しているように感じ取れますね。「食を一番の楽しみにするのではなく、食は生きるためのヨロコビと位置づけるんだよ

      • 「うす味」は誰もハッピーにしない

        こんにちは!日本塩分管理支援協会、チーフクリエイターのこたきまりこです。コロナデイズ、いかがお過ごしですか?わたしはたくさんレシピを作り貯めたりしているところ「です。毎日何かしらを超本気で作り続ける」っていうのもなかなか無い体験なので、ここぞとばかりに真剣に取り組んでみています! さて突然ですが、数値化できないものってたくさんありますよね。 例えば、感情とか。 ワクワクする感情も、心の傷の深さも、未来への希望や過去の重みもぜんぶ、数で表すことはできません。 「眠れないく

        • こんな時期だけど

        無菌室で不謹慎プール

        マガジン

        • 日常のくだらない話
          11本
        • 闘病サポート
          12本
        • こたきマンガ
          7本

        記事

          ドラマチックカーテン

          こんにちは!塩分管理支援協会のチーフクリエイターのこたきまりこです。 突然ですが、おうちで仕事をはじめると、「どこでしようかな…」という問題が出てきませんか?オンラインの打ち合わせをするときは後ろの背景が気になるし、パソコンに向かって集中したいときにPC画面の向こう側にベッドやソファが目に入ると「なんか仕事モードに入れない…」という気持ちになります。 そんなときにわたしがほしい!と思い、作ってみたのがこの「ドラマチックカーテン」です。たった4つの材料で、あっという間・お手

          ドラマチックカーテン

          想像してたんとちがう

          こんにちは! ソルトコントロールという塩分管理の方法を提案している、日本塩分管理支援協会 チーフクリエイターのこたきまりこです。 コロナウイルスのせいで日常がガラッと大きく変わってしまいましたよね。みなさんはお元気でしょうか、お身体は大丈夫でしょうか。 わたしもコロナによる影響を受けまくっている大勢のうちの一人です。しかしふだんから割と在宅ワークをしているので、このコロナの影響下でも難なく日常の延長を過ごせるんじゃないかな?と思っていましたが、やはり適度な外出は必要だな

          想像してたんとちがう

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          蒜山ジャージーヨーグルトの完全再現

          蒜山ジャージーヨーグルトの完全再現

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          やっぱり入っておいた方がいい

          「やっぱり入っておいたほうがいいな…」 今朝起きてからしみじみと感じたことです。 せっかくぐっすり眠れたのに、昨夜からのちょっと気だるい余韻が手元にまだあるような、朝なのに「パリッ!キラキラ!清々しい朝!」という感じが全くしなかったんです。 「入っておけばよかった…もったいないことをした…」 でも昨夜はへとへとになるまで慣れない作業をしていて、0時になって「よし、開始!」とスタートさせることがあったのでその辺りまで気が抜けなくて、「もう気力ありまへん…!バタッ」という感

          やっぱり入っておいた方がいい

          50m 5.8秒

          ときどき無性に悲しみが襲ってくることがあります。みなさんも ありますか? わたしの場合はなんというか とても小さなキッカケによって 波が押し寄せるみたいに感情が高ぶる時があるんです。それはたぶん 普段我慢している感情とかやるせなさとか諦めとか、そういう類のやつが一気にドドドと溢れ来るんだと思うのですが。 今朝 強烈にその物悲しさを感じたので、記録しておこうと思います。 走れないことを受け入れる根本さんの足が悪くなって早11ヵ月。まさかの展開に感情を左右された1

          デザイナーになるために

          服のデザインを学びはじめ、初めて行った展示会が2003年の「ヒロコ コシノ」の展示会@大阪でした。 https://www.kh-gallery.com/profile より引用 母と、母の友人と一緒に行った展示会。そこでわたしは度肝抜かれました。 テレビでいろんなコレクションを見たことはあるものの、プロが作る美しいドレスや服を間近で見るという経験は初めてで、一つひとつのアイテムの大きさや、想像以上のゴージャスさに圧倒されました。 「これは人間の手仕事なのか…」

          デザイナーになるために

          (第15話)二度目のチャレンジ 【サポーター目線】

          こんにちは、「小瀧真理子(こたきまりこ)」といいます。洋服を作ったり、イラストやマンガを描いたり、レシピを作ったりしています。 今回は、精子保存についてのストーリーの続きです。新橋の町に迷い込んだわたしたち。待っていたのは、思いがけない「あたたかい時間」でした。 ぜひ上記の体験記も一緒にご覧くださいませ。根本さんの視点の裏側を書いていこうと思います。それでは、どうぞ〜! 二度目のチャレンジプライベートな空間を求めて病院を後にしたわたしたち。 根本さんが「歩いて行ける」

          (第15話)二度目のチャレンジ 【サポーター目線】

          (第14話)苦しみの精子保存 【サポーター目線】

          こんにちは、「小瀧真理子(こたきまりこ)」といいます。洋服を作ったり、イラストやマンガを描いたり、レシピを作ったりしています。 今回は、精子保存についてのストーリーです。新発見が続々の午後でした…。 ぜひ上記の体験記もご覧くださいませ。根本さんの良いところは、事実をありのままに表現できることです。包み隠すこともせず!すごいです。 苦しみの精子保存産婦人科の受付でそろそろ呼ばれそう…というところで、せおさんとお別れをし、待合室でしばし待機していました。 根本さん

          (第14話)苦しみの精子保存 【サポーター目線】

          (第13話)爆発した悔しさ 【サポーター目線】

          こんにちは、「小瀧真理子(こたきまりこ)」といいます。洋服を作ったり、イラストやマンガを描いたり、レシピを作ったりしています。 今回は、友人の行動がもたらしてくれたしあわせについて書いています!悲しいかと思いきや、ハッピーなストーリーです。 ぜひ上記の体験記もご覧くださいませ〜!同じ現実を生きていても、視点によって見ているものが違うことがわかります。 爆発した悔しさすこぶる体調が悪そうな根本さん。タクシーの中でも言葉少なに苦しそうにしています。「このまま病院行けるのか…

          (第13話)爆発した悔しさ 【サポーター目線】

          自分で決めたこと

          こんばんは。今夜も心健やかにお過ごしでしょうか。 今朝、「うれしすぎて泣いちゃう瞬間」がふいに訪れたので、ちょっと書き残しておきたいと思います。 根本さんの闘病中に、わたしは毎日こんなふうに神様に祈っていました。 「いつかまた病気になる前みたいな日常が戻って来る日があったら、わたしは最高に幸せです。根本さんが生きていることが幸せです。どうかそんな日が来ますように、おうちに戻って来て、いっしょに笑える日が来ますように。お守りくださいませ」と。 そう、決めたのです。【根本さん

          自分で決めたこと

          (第12話)チャンスはたったの3日間 【サポーター目線】

          こんにちは、「小瀧真理子(こたきまりこ)」といいます。洋服を作ったり、イラストやマンガを描いたり、レシピを作ったりしています。 今回はちょっと踏み込んだ内容です。そこまで書くか〜と、根本さんの勇気に感服しています。すごいです。わたしも負けじとプライバシーを晒していきます! 上記の体験記をご覧いただいたあと、こちらの記事を読みすすめてもらえたらうれしいです。 チャンスはたったの3日間体の外に【ぴょこん】と顔を出すカテーテルの端っこにビビる日々が始まりました。 ますます根

          (第12話)チャンスはたったの3日間 【サポーター目線】

          (第11話)はじめての手術 【サポーター目線】

          こんにちは、「小瀧真理子(こたきまりこ)」といいます。洋服を作ったり、イラストやマンガを描いたり、レシピを作ったりしています。 今回の記事では、根本さんのはじめての手術の裏側で起きていたことを書いてみようと思います。 上記の体験記をご覧いただいたあと、こちらの記事を読みすすめてもらえたらうれしいです。 はじめての手術眠りにつくことを諦めて服の試行錯誤をしていたら、あっという間に朝に。「コレは夢か?強烈で壮大なドッキリなんじゃないか?」と思いながらも中途半端に仕上がった服

          (第11話)はじめての手術 【サポーター目線】