やっぱり入っておいた方がいい
「やっぱり入っておいたほうがいいな…」
今朝起きてからしみじみと感じたことです。
せっかくぐっすり眠れたのに、昨夜からのちょっと気だるい余韻が手元にまだあるような、朝なのに「パリッ!キラキラ!清々しい朝!」という感じが全くしなかったんです。
「入っておけばよかった…もったいないことをした…」
でも昨夜はへとへとになるまで慣れない作業をしていて、0時になって「よし、開始!」とスタートさせることがあったのでその辺りまで気が抜けなくて、「もう気力ありまへん…!バタッ」という感じで寝ちゃったんです。
(歯磨きは22時台にしていました)
唐突ですが、
わたしは12歳くらいまで不思議に思っていたことがあります。
耳掃除のときにする「ゴソゴソ音」や、お風呂上がりにタオルで耳を拭くときの「ガサゴソ音」は、まわりのみんなにとってもうるさくて、突然の大音量にびっくりしてるだろうなぁ、ヤバいな、と。
でも、みんなの耳を拭く音は、全く聞こえません。
お風呂上がりに妹が耳を拭いていても聞こえないので「妹はすごく静かに耳を拭いているんだな…わたしだけ大きな音でみんなに迷惑をかけてるんだ…今日からすっごく静かに拭こう」と決意をしました。(小学校低学年くらいのことです)
お風呂上がりの耳拭きはちょっと強めに「グイッ!」とする感じがとっても気持ちがいいものですが、それからはすごく静かに拭くようにしました。みんなが驚かないように…という最善の配慮の中で…。
そんな注意深さを持ったわたしですが、お風呂がきらいでした。「毎日入らなくても腐らないしいーじゃん!」と本気で思っていました。究極のめんどくさがりで、お風呂の気持ちよさを全く理解できていなかったんですね。
たまに風邪を引いた時なんかは「お風呂入っちゃだめ」と言われますが、それがとても心地よく耳に届きます。
「あぁ、すばらしい…お風呂に入らなくてもいいだなんて…!」
しかし熱で汗びっしょりだと着替えたくて着替えたくてたまらなくなります。母に体を拭いてもらうのがちょっとした幸せで、またそのまま眠れるのも風邪の特権!「今日もお風呂に入らなくていいかも…!ラッキー!」と思いつつ、うつらうつら熱にうなされます。
そして3日目の朝が来て、あまりの体の気持ち悪さにやっと思うわけです。
「やっぱり昨日の夜入っておけばよかった…」
と。
あれからもう何十年
も経っているのに、あの「やっぱり入っておけばよかった…」という後悔を年に何度も(昨年はヒドイことに2週間に1日は入らずに寝てた気さえします)繰り返してしまうわたしの浅はかさ…。
やっぱりお風呂には夜のうちに入っておいた方がいいなぁ…いや、誰か代わりに入ってくれないかなぁ…
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