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海外にいる日本人に自己責任はどこまで求められると思いますか?&11月10日の日記

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アフリカで会社とNPO経営中、
アフリカ系男子ナイケル(Naikel0311)です。

今日もQuoraに頂いたご質問に答えていきます!
(Quoraは実名制Q&A特化型SNSです)

今回のご質問は、
「海外にいる日本人に自己責任はどこまで求められると思いますか?」
という内容になります。

以下、Quoraに回答したものを改編しております。



個人的見解ですが
「本人は全て自己責任と心得ておくべき」だと思っています。

つい先日も、安田純平さんが解放された際に再燃した「自己責任問題」ですが、自己責任という言葉は、拉致のときだけに使う言葉ではないと思います。

例えば、どの部活動に入るのかも自己責任ですし、どのバイトをするかも自己責任、どの会社に入社するのも、辞めるのだって自己責任です。

これらの共通点は「自分で選択したこと」であると思いますし、それらには全て自己責任がセットでついてくるのです。

入った会社がブラック企業だった。という場合も、それを事前に見抜けなかった自己責任だと本人は考えるべきだと思います。

しかしながら、言論の自由がありますから、黙れとは言いませんが、全く関係のない人たちが、当事者を「自己責任だ!」と責めるのは違うのではないかと思います。特に命が関わるようなことについては余計にです。

国民の命を守る機関は、当事者のパーソナリティや言動がどうであれ、全力で守ることに徹するべきです。場合によってはメディアを使って、「何があっても全力で守る」という考えを、論理的にアピールすることも大切です。

僕の考え方では、もし自分がブラック企業に入ってしまい、病気になってしまった際は、「この会社を選び、辞める選択をしなかった自己責任である」と思いますが、友人が同じ状況の場合は、「今すぐ労働組合に連絡をして守ってもらいな」というような形で、守ってもらう為のアドバイスをすると思います。過労で倒れてしまった場合も、本人以外は会社や国の責任であると考えることが大切だと考えます。

海外にいる人についても、何かが起こった場合、本人はすべて自己責任だと思うべきです。そのつもりで海外に行くべきだと思います。ただ、他人がそれを責めたり罵ったりするのは、良いことだとは思いません。国は、国民に何かがあったときには、全力で助ける努力をすべきだと考えています。

今回の安田純平さんの件につきましては、本人も「自己責任」と言い続けていますし、政府としても「生きて返す」という結果を残したので、僕はもっといい事例として話題になるかと思いましたが、またもや「自己責任論」で燃えてしまったことが残念でした。



ご質問がある方はQuoraからドシドシお待ちしております。この記事のコメント欄からでも受け付けております。


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11月10日の日記「国境なき医師団」

午前4時頃まで読書をしていたので、起きたのが9時頃。

土曜ということもあり、外では子供達の発狂的な遊び声が聞こえる。いつもどおりのベナンの週末である。

朝食をとって、コーヒーをすすっていると、入り口の門から代表のゾマホンと日本人が現れた。「あ、日本人だ」と思わず口走ってから、自分も日本人だということを思い出す。

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