スライド18

ベナンの現地会社でslack導入してみた

株式会社AfricaNetworkの内藤獅友(Naikel0311)です。


slackって何?

僕が初めてslackという言葉を目にしたのは、会社でもNPO関連でもない、はあちゅうサロンに所属していた時。

FacebookグループやLINEで十分じゃないのか?と思っていたけれど、サロンメンバーの使い方をROM専状態で見続けていたら、ようやく良さが分かった。

①チームでも1対1でも、ストレスのないリアルタイムのコミュニケーションができる
②パソコン、スマホ、タブレットなど、閲覧環境を選ばずサクサク使える
③過去のやりとりの中であとで参照したいものを保存でき、検索も簡単
④画像を含めたどんな種類のファイルでも、手軽に共有できる
⑤業務で使用している他のサービスと連携させ、仕事を効率化することができる
⑥オリジナルの絵文字を作ったり、カスタマイズして楽しめる

出典:世界中で大流行の「Slack」とは? 特徴と始め方、日本語化の手順を解説!

うちの組織でも導入しようかなって思ったのですが、日本の会社は役員含めても3名しかおらず(てか役員しかいないw)、NPOも導入しようと思ってるんだけど、今やっているLINEでの回しかたが結構いい感じなので、もう少し様子みたいって見送っていたら、まさかの現地会社の方で導入が決まる。

今まで現地会社はWhatsAppという、日本ではあまり使われていないけれど、世界では一般的、アフリカだったらほぼ全ての国で使われているんじゃないかってほど一般的。

現地会社は現在9名体制で、経理などを入れると5つの部署で動いていた。昨年までは報・連・相は全て現地の責任者とスタッフがフェイストゥフェイスで行なっていたが、責任者が他国への出張が増えてきた為、WhatsAppで行なっていた。

1つのグループで9名が5つの部署の報・連・相をする。最初のうちは全然スレッドが弾まなかったけれど、3ヶ月も経つと、半日も追わないと大変なことになってきた。

というわけで、おそらくベナンではまた1%も導入している企業はいないのではないか?というslackを先進的に導入してみることにした。

このようにすでに現地で導入している会社もアフリカにはある。

ただ、めちゃくちゃ流行りだすにはもう少し時間がかかりそう。

もしかしたら、スマートスピーカーとか音声特化型テクノロジーはアフリカの方が日本よりも一気に流行るんじゃないか?というくらい、彼らは音声でのコミュニケーションを大事にする。

なんなら、直接話しているのに、電話がなるとそっち優先で出ちゃうくらい(笑)


正直2016年までの会社は、採用からマネジメントまで全て失敗していたので、新しい風を受け入れようとする社風になっていなかったのだけれど、今の組織ならそれができる。

新しいテクノロジーを導入する努力が出来れば、これからもどんどん入ってくる外資系の猛者たちに、我々現地のスタートアップが勝つことも不可能ではないと思う。


有料版では、slackで作った5つのグループの解説をします。

ここから先は

415字

¥ 100