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最近ときどき聞くプラチナナース 看護師の働き方

プラチナナース、ときどき聞きます。ざっくり言うと大先輩の世代のナースの皆さんを指すようです!

プラチナナースとは「定年退職前後の就業している看護職員」で、自分のこれまでの経験をふまえ、持っている能力を発揮し、いきいきと、輝き続けている看護職員の呼称です。

日本看護協会

素敵なネーミング

素敵なネーミングだなと思います。ダイアモンドとかではなくプラチナ。おしゃれだし気品もあるし、言い得て妙と思いました。
そして、プラチナナースの活躍に力を入れている流れ。看護師の転職活動の中で、公的な機関の情報を見る時に情報として見かけます。
手厚く支援して働いてもらおうということです。

プラチナナースの活躍例

看護部長さんが退職された後に、外来の入口あたりに立っておられて患者さんの対応をされている。
また、患者相談室に勤務を変えてトラブル対応から患者さんの相談にのる。
それまでに培ってきた経験を活かした形で働かれている様子です。
パートや非正規職員という待遇でそれまでの仕事を継続されている方もおられます。

背景には人手不足

看護師の人手不足とまだまだ働ける、経験のある看護師を活用しようという主旨らしいです。

私は転職活動で自分の住んでいる地域よりも人口が少ない地域の病院を探していました。その中で肌で感じたのは、地方はどこも看護師の数が足りていない。小規模の病院を当たっていたこともあり、実際に私が働くことになっても1人の補充では厳しいのではないかと感じる病院も多かったです。けれど、募集人員は1名とかでした。
そして、人手不足なので、見学に来てもらった人にはとにかく採用試験を受けて欲しいという思いがあったように思います。
誰でも良い訳ではないけれど人材会社にも求人を出すということは採用にコストをかけないと人が集まらないのかもしれないと感じました(人材会社を通すと、病院は採用した人の年収の1/3くらいを支払います)。
面接でミスマッチかもと感じたのに内定を頂いた経験からも、とにかく最低ラインをクリアしていたらミスマッチかもしれないけれど内定を出しているのかなと思いました。

職業人生の長期化

定年したらもう働かないで自分の好きな趣味などをしながらゆっくり過ごすという老後もありそうなのにな~と思います。

今の定年の世代の方は、まだまだ若いので働けるというのはあると思います。働くことで人手不足を補い、かつ社会とのつながりもできるし働ける人は働き続けることが多いのでしょうか。

どちらが良いということではありませんが、自分のキャリア形成について考えていて、定年後も働き続ける人を見たり読んだりして、長いなと感じました。

培ってきたスキルや人生経験があるので、活躍できるフィールドはたくさんあると思います。

さすがに今は自分の定年後のことまでは考えられません。まだまだ続いていく職業人生において「今どうするか」ということはもちろん大事だけど、いくらでも方向を変えたり新しいことに挑戦する機会は私が思っているよりもあるのかなということを考えさせられました。選択肢もそれほど見えていないけれど、これから広がる可能性もあるなと感じました。

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