記者発表会を行いたい時、正しい相談相手とは?
記者発表会をやってみたい!と思った時、もし社内に経験者や知見がない場合、誰に相談するのがもっとも的確でしょうか?
1. 広報仲間
2. 記者
3. PR会社
4. PRコンサルタント
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私が初めて広報担当者として、自社の記者発表会を行ったのは
8年前のちょうど今頃のことでした。
頓智ドットという会社で、新プロダクト発表の記者発表会。
今はもう知る人も少なくなったけど、当時頓智ドットは「セカイカメラ」というARアプリで一斉を風靡した後で、業界的にはそれなりに注目されていたスタートアップ企業でした。
当時の私は広報経験1年半、初めての記者発表会、自分が仕切らないといけない、社内に頼れる人もいない...。
何をどこまで準備したら良いかもわからず、記者さんたちがどんな反応をするのかも不安で、社外の先輩広報さんたちに泣きついて色々と教えてもらいました。
いまでこそ、ネット上に手法が溢れていますが、当時はそんなものは見つかるわけもなく
記者招致文書や司会マニュアルなどのツールは、先輩広報さんたちから少しずつ教えてもらったり雛形をいただいたりして対応しました。
開催前1週間は帰宅時間が深夜になり、それでも終わらないタスクに焦りながら、当日を迎えました。
結果的には、確か30人くらいの来場があり、そのほとんどが記事に繋がり
初めてにしては上出来の結果になったと思います。
いまでも良く覚えているのは、
発表会の翌日、発表された新プロダクトのロゴで作られたチロルチョコが「お疲れさまー!」のメッセージと一緒に贈られてきたこと。
親身に相談にのってくれていた社外の先輩広報さんからの粋な贈り物に、泣きました。
そこから何十件も記者発表会、記者勉強会をやってきました。
今では私がお手伝いできるようにもなれて、本当に周りの方々に育てていただいたな...と思います。
さて、冒頭のクイズの答えです。
私が思う正解は「自分が得たい成果で、継続的に成果を出している人」。
どの答えであっても、"継続的に"成果を出している人なら、適切な相談相手です。
逆に言うと、PR会社であろうと広報仲間であろうと、1回しか経験がなかったり、成果につながっていないのであれば、他の人を探しましょう。
当たり前だ、と思いましたか?でも案外、身近な人に相談してしまうというパターンは多いものです。
記者発表会や記者勉強会は、広報戦術としてとても有効なツールですが、使いこなしている企業はまだまだ少ないなと思います。
どんな効果があるのかわからないし、どうやって開催したら良いのかわからないという初心者広報さんもまだまだいらっしゃいますね。
慣れてしまえば、そこまで労力も多くなく開催できるようになるので
ぜひ挑戦してみてほしいなと思います。
関連note:
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