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マウント



{2023.04.09の記事}

今日、いつもお買い物に使ってたリュックがダメになりました;∀;

エネルギーの切り替わりなんでしょうね。

新しいリュックが欲しいです。

 

数年前から「マウント」って言葉流行ってますよね。

でも、
マウントを取るような言い方する人は9割、マウント取ってる自覚が無い
と思った方が良いです。


もし
『マウント取られた!』と感じたら
[マウントを取られたと感じた自分がいる]
って、自分の心に向き直らないと解決策は見付からないので、その話を書きます。


私の母はマウント女です。

私は子供の頃から、事ある毎に母親からマウントを取られ続けてきました。

ニキビが出来やすい私が相談すれば、
母「お母さん、肌綺麗なのにね~。」

歯並びの悪い私に
母「お母さん、歯並び良いのにね~。」

運動が苦手だった私に
母「お母さん、運動得意だったのにね~。」

と、私の相談に対して、全てマウントで返されてきたので、かつての私も
『コミュニケーションって、そういう取り方なんだ…。』って無意識に入ってたんだと思います。

他人の何気ない相談とか、ポロっと出てきた悩み事に
「私は○○○だけどね~。」
と、返してたんじゃないかと思います。

残念ながらもう覚えてないんですけどね。


と、身近にマウント女もいて、私自身もマウント女だった(自覚無し)ので、

[マウント女は相手にするだけ時間の無駄]

ってことをよ~~~く知ってる訳です。


まず、マウント人間が出来上がる背景といたしましては幼少期から
・あまり褒めて貰えなかった
・認めて貰えなかった
・怒られることが多かった
などなど、とにかくコンプレックスを沢山抱えて育った環境がある場合が多いです。

それらを拗らせて
「自分はこれができる。」
「自分はこれが得意。」
と、うるさい位、他人に向かってアピールしないと気が済まない、なかなかの心の病気を抱えた状態なのです。


ところが、マウント人間は【ダメな自分】を直視するメンタルもゴッソリ抜け落ちている場合も多いため、【コンプレックスを抱えている自分】に気付けない人も多いです。

だから、いくら
「それ、あなたのコンプレックスでしょ?」
と指摘したとしても絶対に認めなかったり、気付かないでしょう。

もっと言えば、[自分の長所を必死になってアピールしている]という自覚も一切ありませんし、そこに気付くこともできないと思った方が良いです。

『マウントを取る人間は心が病んでいる人なんだ。』と思って接した方がこちらが疲れずに済みます。


『マウントを取られた。』と感じたら、
『今、自分はマウントを取られたと感じたな…。』と、まず自覚してみます。

次に
『何が、マウントに感じたかな?』と、自問自答してみます。

学歴、収入、外見…人それぞれ異なると思いますが、引っ掛かった内容が[実は自分が抱えているコンプレックス]なのです。

仮に、A子という女に
「ま、私慶応だったから、分かんないんだけど~。」
と、言われたとしても、自分が東大だった人間にとっては
『マウントを取られた!』とは思いません。

「私年収1000万だし~。」
と、言われたとしても、沢山のお金を稼がずにのんびり暮らしている人にとってはむしろ
『お金でしか価値を量れないなんて、可哀想に…。』としか思われないかもしれません。

「この前もナンパされて困っちゃって~。」
と言われても、A子より自分の方が美人だと思ってる人からすれば
『世の中には物好きもいるもんなんだな…?』としか思いません。

『マウントを取られた!』と、感じた時点で、
『何であの人はマウント取るの…?』
とモヤモヤし続けるよりも
自分が気にしているコンプレックスに触れらた!』と考えて、自分の心のケアに意識を向けた方がかなり有意義な時間を過ごせるようになります。


人によっては、コンプレックスというよりも、過去のトラウマや心の傷、見たくない自分など、根の深い問題に抵触している場合もあるかもしれません。

いずれにしても、マウントを取ってきた相手のことを考えて過ごすのではなく、自分の心と向き合って過ごした方が確実に自分にとって良い結果になります。

だから、
『マウントを取られた!』と感じたときはすぐ自分の心と対話してみてください。


マウントを取る人間には、私みたいなタイプもいるでしょう。

親(家族)がマウント人間だったことで、
・マウントを取るような話し方が普通だと思っている
・普通だと思っているから、どこが悪いのか分からない
・かといって、当人は別にコンプレックスを抱えている訳ではない

このタイプも、まず
『自分はマウントを取っている。』という自覚は無いでしょう。

言い方も
『何が、どこが悪いのか?』も分からないし、
『ではどのような言い方をすれば良いのか?』という模範例が頭の中に存在していないので、
『この人なら、指摘すれば治るかもしれない!』と期待しては絶対にいけません。

マウント人間に遭遇したら、自分の心に意識を向けない限り泥沼にハマってしまいます。


『そんなつもりじゃないのに、マウントを取るような言い方をしてしまう…。』と、いうタイプの人にも、少しだけアドバイスを書いておきましょう、

『そんなつもりじゃないのに…。』と、思うのであれば、
[どんなつもりでそのような言い方をしているのか]
自分の中から原因を見付けると良いです。

・コンプレックスを抱えていないか
・話し方に癖は無いか
大体がこの2点のいずれかかと思います。

コンプレックスを抱えているのなら、解消するように努めれば良いし、
話し方が癖になっているなら、普段から話すときに言い方に気を配って、神経使って会話するのが良いです。

『そんなつもりじゃないのに…。』と、感じてしまうケースの多くは親(家族)の話し方や言い方が自分に取り憑いている状態なので、場合によっては[親(家族)と関わる時間をなるべく減らす]などの対策が効くこともあります。

親(家族)と距離を置くだけでなく、[自分が話す言葉に意識を持つこと]は必須ですが。


マウントを取る側も
取られたと感じる側も
要はコンプレックスや心の傷が表面化しているだけの話なのです。

「マウントを取る人間が悪い!」
「マウントを取られたと感じた人間が悪い!」
などと責任を擦り付けあっていても解決はできませんので、お互いに自分自身の心の中を観てみることをおすすめいたします。

必要な方に届きますように。

おわり


今日はたまたま【マウント】についての話を書いてみましたが、社会で生きてると
『何か今のモヤるわ…。』って引っ掛かりを感じるシチュエーション、色んな場面でありますよね。


これまでの世の中は
「Xって考え方が良くないよね。」
「Yって考え方が悪いよね。」
って、特定の考え方を【悪者】として吊し上げてきたと思うんですよ。

でも、近年ってそろそろ
『悪者を吊し上げたところで解決にならんよな。』って事柄、めちゃくちゃ増えてきてると思いません?


前にチラッとしか書いてないんですけど、私は【女性性の時代】の本質的な意味って、[自分の内側に答えを求めにいく時代]だと思ってて、だから
【悪者】が現れたら、
〖【悪者】と感じた自分〗
って部分に焦点当てていかないと、解決できないってことがこれからもどんどん増えてくんじゃないかなって思うんですよ。

だから、これまでの時代みたいに
「Zが悪い!」
って、外側に【悪者】を仕立て上げるやり方を続けてると
『気付いたら自分が詰んでた…。』ってパターンが増えると思うんです。


私の経験だと、外側に【悪者】を設定してしまうのが癖になってる間はどうしても、自分の心に向き直れるようになるまで、時間が掛かったから、
「"自分の内側(心)に意識を向ける癖"に、早目に切り替えた方が後々楽でいられますよ~◎」
って伝えておくと良いのかなって思ってて、今までは結構ゴリッゴリのスピリチュアル系の話が多かったんですけど、もうちょっと現実世界の話に落とし込んだ話も書いていきたいですね。

難しいかもしれないですけど、[読んだ人が読んだ人自身に立ち返って考えてみる、感じてみる]ってことを促せるような話を書けるようになれたら良いなって思ってます。


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