充実のフリーター生活（2年半）

2002年の旅を終え、セブンイレブンの物流倉庫（冷蔵倉庫）のフリーター生活に戻った。

前回書かなかったが、旅に出た理由は、この倉庫で気になる子ができ、あっさりフラれたため（その子に彼氏ができた）現実逃避のためでした。

世の中の大体のことがちっぽけなことで、だいたいは自分次第でどうにでもなることを悟った、私は充実した生活を送る。

朝9時～夜9時、遅いと11時までがっつり働いていた。

セブンイレブンの各店舗に届ける商品を仕分ける作業。主に乳製品（プリンとかヨーグルトとか並んでるあたりの棚をイメージ）、ホットスナックなどなどを常に4℃の環境で作業する。私は前回にも書いたがフォークリフト作業が多かったので、ぬくぬくと作業ができた。

戻ってからは、ボクサーとなぜか筋トレ、マラソンにハマった。午前の作業が早く終われば13時まで休憩が取れるので、ボーナス休憩をゲットするために急いで作業していた。おかげで休憩時間はながく、マラソン、筋トレに時間をさけた。（休憩してないな・・・）港の近くで若者が真剣に外でが裸で筋トレしてる光景は異様だったと思う。トレーニングを終えるとそのまま、天然の日サロで肌を焼いた。

2，3か月で、ギャル男スタイルは完成したｗ　ガングロ、ムキムキ（今より15キロも軽い・・・）だが、この期間はさしてモテなかった。

この鍛えた持久力、筋力をフットサルに活かすことにした。

倉庫メンバーのフットサルチームにいれてもらい、週2回仕事が終わってから、練習という、今思うと超ハードスケジュールだった。

すっかりはまっていたので苦にならず、サッカー初心者ながらどんどんハマっていった。身長が小さいのにあたりの強さと、足の速さで技術がないのをカバーし、ひたすら走りまくった。またメンバーは高校サッカーで活躍した人が多く、環境も恵まれた。（当時の心境は桜木花道）

しばらくすると、試合にもでるようになった。

初試合は超絶緊張したのを覚えている。どんな珍プレーをしたかは忘れたが、トラップミス、パスミスは一通りしたはずだ。また試合になるとみんな怖いので「すいません！」が口癖だったと思う。笑える珍プレーも多かったとは思うが。

チームも最初は全然勝てなかった。うまい人をそろえても、戦術がしっかりとしてないと勝てず、素人ぽいチームでも戦術が浸透しているチームに負けた時により実感した。

いつがきっかけかは忘れたが、徐々に試合に勝てるようになっていった。こんな素人でも大事な試合で2ゴールあげてヒーローになったこともある。通算5ゴールくらいはしたような気がする。練習試合入れたらもっとしてるが・・・覚えてるのは、もうみんな就職して集まるのが困難になってしばらくたってからでた大会の、びり決定戦、女子のＧＫに至近距離から思い切りぶちこんだ、人として悪質なゴールが最後だったと思う。

あとはまだ全盛期に市立船橋のＯＢとも試合をした気がする。ふくらはぎおばけがいたのを覚えている。全盛期はほんと、大きい人にぶつけられても押し返せたし、転がったボールに追いつくのも一番早かった記憶。あのフィジカルを取り戻したい。。。。

当時のフリーターチームは今でもライングループで生きてるので、またオーバー40の大会でもあればでてみたいものだ。

強靭な肉体とフォークリフトの技術を手に入れ、2年半ついに就職を決意する。

行き先はクロネコヤマトの子会社のロジスティクス企業。

次回はここでの出来事を中心に！