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未来に先回りする思考法

この本を選んだ理由

どういう未来が待っているのか?それに合わせて今から準備できることを教えて欲しいと思ったからです。

皆さんは、ご自身が10年後・20年後どうなっているのか不安で仕方がないと思っていませんか?今の会社で働き続けている未来が想像できますか?私は社会人6年目の損保業界で働く営業職です。恥ずかしながら目の前の業務に必死で、仕事をこなすことで手がいっぱいでした。中堅社員になって、少しずつ会社のことや業界のことがわかるようになってきたけど、、、変化が激しく、1つの会社で働き続けることが難しくなる時代と言われていてる中、このままでいいのか?今日・明日のことだけ考えていて大丈夫かな?と不安な中この本を手に取りました。

結論から言うと、未来はこうなる!と言う予言的なものはこの本にはありません。未来は予測できない。だからこそ、社会の変化を一本の線として考えるための思考法を教えてくれる本です。


この本から得られるもの​

「点」ではなく「線」で考えるきっかけ

未来を予想するのではなく、「変化に対応できる人」になる考え方

社会全体の流れに自分がどう関わっていくべきなのか?


印象的だったフレーズ10選

現在という「点」を見て考えているのではなく、長い時間軸から社会の進化のパターンを捉え、その流れを「線」として繋げて、意思決定をする。

テクノロジーによる効率化は労働者にとっての収入を減らす可能性があると同時に、消費者に対してのコスト削減というメリットももたらす。

30年後には週休4日、つまり3日働いて4日休むような未来がくるかも?

大きな成果をあげたいのであれば、真っ先に考えるべきことは「自分の進んでいる道がそもそも本当に進むべき道なのか?」

どうすれば現状のやり方を効率化できるかを考える前に「今も本当にそれをやる価値があるのか?」を優先して考える癖をつけろ。

企業経営者の共通点:今どの場所にいるのが最も有利なのかを察する能力があること。

郷に入れば郷に従えではたいしたことはできない。もし何か新しいこと始めるのであれば、ルールメーカーがまだ存在していない領域を選ぶこと。

どのフィールドで働くか考える時、より自分の能力が発揮しやすく、かつ将来的に拡大していく可能性が高い「穴場」を選べ。

頭に入れた情報を現実世界で活用し、体験することなしに対象を理解することはない。

現代は「行動する人」が多くを得る時代。


まとめ

効率化より目的を考えて仕事をしていこうと思います。例えばエクセルで関数を組んで「効率化」を考えるのではなく、お客様の数の拡大と言う「目的」を考えて、続ける事と止める事を判断する癖をつけようと思いました。

損保業界(お客様は自動車ディーラー)で働いている私の道は、方向転換した方がいいかもしれないです。今後、車の所有から使用に変化すると言われています。それを象徴するかのように、自動運転やロボット技術などの開発を目的に、トヨタ自動車は静岡県に実験都市を作りました。今後、このようなスマートシティが日本各地でできる時代になるかもしれません。お客様である自動車業界が縮小傾向だと言うことは、私の働いている損保業界も縮小していく未来が描けます。将来的に拡大していく可能性が高いのは、自動運転や交通のサブスクリプションだと思っています。幸い今の会社でも、MaaS事業部だったり、カーシェアの部署があります。それらの分野で活躍できる人材になれるよう、今から準備をしておこうと思います。​

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