【フラットなメンタリティを保つ】
博心堂鍼灸院の、いんちょです。
気持ちの浮き沈み。
浮いているときは、けっこう心地が良いかもしれない。
沈んでいるときは、落ち込みを実感しやすいかもしれない。
フワフワ浮いているときは、気持ちが浮ついているから意外と失敗やうっかりミスをしやすかったりして。
ドーンッて沈んでいるときは、気持ちが安定しているから意外と深い思考する機会になりやすかったりして。
フワフワもドーンッも、浮き沈みが頻繁にあると感情エネルギーに振り回されているようで、自分が定まらなくはなりますね。
安定したメンタリティを保ち続けられるって、とても大人びていてカッチョイイ。
ちょっと浮ついていても、ちょっと沈んでいても、浮き沈みのない安定感のあるメンタリティだと、付き合う人も相手の感情を気遣う必要がないので、良い人間関係も築きやすそうだ。
日常生活が変わる。
自分だけじゃなく、身の周りの人たちも。
自分の生活や環境が変わると、心をフラットに保つのも難しくはなる。
自分のことや周りのことを、いつも気にして過ごさなくてはいけなくなるからね。
もちろん気づかいはとても大切。
自分に対しても、周りの人たちに対しても、程よい気づかいができていると、穏やかな人間関係を保てます。
でも、行き過ぎた気づかいは自分自身が消耗してしまう。
あまり過ぎた気づかいをすると、本来あるべき自分らしいメンタリティも保てなくなる。
環境や状況、人間関係が不安定な時も、身の丈に合った気づかいができていれば十分なんじゃないかな。
それ以上の無理がかかると、人相や姿勢にそんな無理が現れます。
時々鏡を見てみて、眉間にしわが寄っていたり、肩が上がって猫背っぽくなっていないか確認してみる。
僕は自分のデスクに鏡を置いています。
自分の人相を自分で確認しておく。
もし、自分の人相に自分らしからぬ相が現れるようなことがあれば、自分の心の在り方や、日常生活の過ごし方を見直してみる。
あるいは、凝り固まったメンタリティを解きほぐすために、体を動かして姿勢や相に変化を与えてみる。
こころとからだと暮らしの風水を整え続けることができると、自分らしさをいつも通りに保ち続けることができる。
年相応ということもあるから、むりやり良い姿勢や良い相を手に入れようと、気を張ったり頑張ったりする必要はないんじゃないかな。
それでも、自分らしく生き続けていくことができたら、そんな生き様は姿勢や相に、ちゃんと現れてきてくれる。
自分の顔、好きでいられるような毎日の過ごし方ができたら、それだけで人生の達人じゃないかなぁって思います。
街を歩いていてショーウィンドウにうつる自分の姿を見ていて、年相応の若々しさやはつらつとした元気を伴って歩いているようなら、こころとからだと暮らしの風水が整っている証拠。
いつも自分の姿勢や相を気にして過ごしていると、自分らしさを見失ったとき、すぐに気が付くことができますよ。
もし、周りに気づかい過ぎて、気を張りすぎてくたびれちゃっているようなら、まずは張りつめた肩をしっかり揺さぶって、肩のコリをほぐしていきましょう。
人のこころは手に宿る。
そんな人のこころを守ってくれるのは、肩甲骨。
肩甲骨は貝殻骨っていう別名があったりして、心を守る立ての役割をします。
手のひらがのびやかで、しっかり張りがあれば、心に元気が宿っている。
肩甲骨がストンッと体にぶら下がるようにしているなら、心に負荷がかかっていない証拠。
肩甲骨が張りつめているなら、心の重荷を下ろすお手伝い。
自分で肩の荷を下ろせなくなったら、気晴らしがてら鍼施術を受けに来て、おしゃべりしながら肩の荷物を下ろしてもらえたら、いいんじゃないかな。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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