見出し画像

ママのこと、好きだけど嫌い。

ママのこと大好き!
と言ってくれた5分後には
ママなんて大嫌い!!!
という。

息子は、
なんでママのこと嫌いなの?
ママはあなたのこと大好きなのに。
みたいなセリフを
期待しているのかもしれないけれど

私が返す言葉はいつも同じで、

そうなんだね、ママのこと好きじゃないんだね。
それでも良いんだよ、
絶対に好きじゃないといけないわけじゃないから。
〇〇くんが好きじゃないなら、それでもいいよ。

そんな風に言うから
息子はさらに機嫌が悪くなることも多い。

でもね、
自分の気持ちがいちばん大事でしょ?
ママが自分を好きだから、
自分もママを好きじゃないといけないわけでもない。

もし何かのきっかけで
ママを好きじゃなくなったとしても
その気持ちが悪いわけでもないし

自分の心に生まれた気持ちに
嘘をつく必要もない。

ただ、自分の気持ちを
自分が大切にしてあげることができる人に
育ってくれたら

この先何かあったとしても、
自分の心を強く持てる人に
なれるんじゃないかなと思うんです。

私自身、誰かの目線を気にしすぎて
自分の気持ちを押し殺して生きてきたから、

それがどれだけ自分自身を苦しめるかを
知っているから、そう思う。

誰かと違ってもいいんだよ。
誰かの好きが、自分の好きと違ってもいいし、

誰かが自分を好きだと言ってくれても
自分がその人を必ず好きにならないといけないわけじゃなくて
もし好きになれなくても
好きな気持ちをありがとう、って
受け取れるだけで良いんだ。

自分の気持ちを
自分が最優先してあげられる生き方ができたら
(もちろん、ワガママとか自己中心的ということではなく、
相手を思いやる気持ちがあるうえで、が大切だけど)

きっとね、
君は大丈夫だ。

そう思うから、
ママのこと嫌いでもいいんだよ。って
つい口に出てしまう。

ママが好きな食べ物が
君の大嫌いな物だってこともあるでしょ?

君が行きたい場所が
ママは苦手な場所だってこともあるでしょ?

気持ちだっておんなじなんだよ。

だからね、
自分の気持ちをちゃんと見てあげてね。
どんな気持ちも、大正解。

この記事が参加している募集

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?