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オーストリア一人旅で世界の真理に気づく

こんにちはナギチャンです。
今回は2022年年末に一人旅で訪れたオーストリアの日記と写真です。
チェコからオーストリアに移動しました。

2022年12月31日

チェコからオーストリアに向かう車中で、白いダウンにコーヒーを盛大にこぼす。しかも気づくのが遅かった。染み染み。
オーストリア寒いのに初日からスウェットのみで過ごすことになった。
街並みはヨーロッパ。可愛い
オーストリア名物シュニッツェルを食す。昼からワインは最高
街はまだクリスマス気分。クリスマスマーケット。
年越しイベントも。人がいっぱいで酔いそうだった
ホテルにチェックイン。お仕事頑張ってるご褒美で奮発して最上階取った。結局寝込んでしまい景色を楽しむ暇もなく。

12月31日はウィーンの町はどこかしこもカップルか家族連れで私とっても寂しかったです。
でtinder入れてマッチングした方と年越しました。

アートトレードのCEOだとかいう人28歳。銀髪。
H&Мの前で待ち合わせ。
日本でもtinderやったことなければアプリで人と会ったことないのに、ウィーンでやるなんてネタができたなあと思ってる次第です。

会ったらかっこよくていきつけのバーに連れて行ってくれた。適当な飲み物頼んで(おねえさんがやさしくて好)。英語は割と適当に話せるけど1対1でしっかり話したことが無く、まじで英会話レッスンというかリスニングテストだった。ごめん、リスニングテストしてる気分って伝えたくらい

めちゃ優しくてゆっくり話してくれて、あ~今のは40%くらい理解できた、等の会話をしました。
2,3杯で私はすごく酔い日本語しか出てこなくなった。そしたらmay i help you?って私の残りのワイン飲んでくれた。僕が飲みたい言い訳だよって。かっこよすぎか

お会計済ませてくれたあと、花火の年越しイベントに行くことに。真冬ウィーンなのに私は上下スウェットで、一旦その人の家に行き上着を貸してもらい、ウーバー呼んでくれて行きました。

年越し花火はカオスで、公式花火が打ちあがったと思ったらその辺の人が花火打ち上げはじめて、っていうのが至る所で起こってて、目と耳が騒がしかったです。
長居せずまたウーバーで帰宅。帰りも上着返しにお家行ったけど本当に何もなくホテルまで送り届けてくれました。

2023年1月1日

今日は朝8時からカフェザッハーでザハトルテを食した。美味しかったけど朝から重ためチョコケーキは胃が悲鳴を上げました。あと、会計するために席たったら怒られた、席で待ってろ!って。
今は大きい協会の前で日記を書いてる。ずっと鐘がなってる。ウィーンは別に何時でもなくない?ってときに鐘鳴ってる。好き
ベルヴェデーレ美術館に行ってクリムトを見る。そのあとは予定なくて公園で寝ようかと思ってる。真っすぐな道の向こうに美術館!
超近くで絵を見るのが好き。ここだけ見ると不規則な線と雑にも見える色の置き方なのに、引いて見ると絵なんだよなあとか
お花も近づいて見たら大胆で
ほぼ同じ白。筆の流れだけで質感を変えて、ベール・ドレス・花に見えるのすごいなあとか
夜コンサート行こうとしたんだけど具合悪くてやめた。彼の家で水道水飲んじゃったからじゃないかと疑っている
夜のベルヴェデーレ美術館
しけしけ地面、ちょっと白濁した空気、遠くに伸びないぼおっとした光
夜ご飯。うまかった。
(世って男と女じゃない?全部が生存に繋がってる、男と女っていう一応2種がなかよしこよしするのがきっとこの世界でそれはとても神秘的で本能的で気持ち悪くてシンプルで愛以外にこの世を言い表せるものは無い、と日記に書いてありました)

2023年1月2日

早朝に目が覚めておしゃカフェ!
朝ごはんセットを食す。ずっとパン来ないな~って思ってたら、上のナプキン?の下にあった。30分くらいパン待ちゃった。
次はもっと非日常ができる国に行くか(言葉通り次の旅行はタンザニアでした!)、お気に入りの場所に住むか(言葉通りスペインに住みます!)どっちかだな。
ウィーンはパリに似てる、チェスキークルムロフはモンサンミッシェルだな、とかそゆこと考えるようになっちゃって、なんかヨーロッパの新鮮さが消えつつあるかも。それか恋人と来たい。みんな楽しそうだよ手繋いでさ、きっとワイン飲むんでしょ外のイスで。そういうこと次はしてみたいかもなあ
カフェダイアログってとこに来たよ。スキンヘッドのやさおじがボナペティってパスタ作ってくれた。美味しかった。多分普通の市販のパスタだろうけどあったかい。コーヒーとパスタっていう最悪の組み合わせをなんでかしてしまった
すんごいローカルで店内に風船一杯。きっと地元の方たちと新年祝ったんだろうなって。誰かの居場所になれるのって素敵だよな、いなくならないものって安心感ある
日記には自分へのメッセージが連ねてありました。端折ってもこの長さ「無理にまっすぐ歩く必要はないどうせ50:50でうまくいかないだから心のままに生きてほしいよちょっと賢いから心のままに生きてもやっていけるよこうなってほしいとか今は思いつかないけど時々で心がぎゅっとどこかに向いたならそれに従って思うままに生きてみなさいまた変に真面目だからやめることは諦めること負けることだと思ってる節あるよねでも受験もインターンも卒論も旅行も好きなアイドルも好きなモノにはとことん命を注ぐじゃない辞めてきてしまったものはきっと好きじゃなかっただけ好きなこと探すために胸を張って辞めなさい未来が時々不安になるかもしれないけどどうにかやるでしょうだってあなたはそういう人だから2023年は大きい決断をする年になると思うかといって今何かを決意するにはちょっと疲れちゃった、寝る」
日本に帰宅してからお絵かき。写真に映ってた、新年を祝う見知らぬカップル。世は、愛。

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