絵をもらった日
仕事が終わり家に帰ると、紙袋が置いてあった。
おじいが私に絵をくれたとのことだった。部屋の整理をしていると絵が出てきたみたいで、先日、おじいが家に来た時に、私の部屋を見て、その絵が私のシンプルな部屋にぴったり合うと言って、絵をプレゼントしてくれた。
紙袋から絵を取り出すと、ゴールドの額縁に入っていて、やわらかい色合いで海外の街並みが描かれていた。絵自体はそこまで大きくないけど、額縁がしっかりしているから、ずっしりと重みを感じた。
絵を見た瞬間に、好きだなと思った。
色味、絵のタッチ、額縁から、やさしい雰囲気がする。
たしかにおじいの言う通り、私の部屋にぴったりだと思った。絵をもらったのは初めてだし、絵を誰かにプレゼントするなんて発想すらなかったけど、素敵な絵をもらうのって嬉しい。
さっそく部屋に飾ってみると、すごくいい感じ。その絵をみると和やかな気持ちになる。
描かれている街並みを見ながら、こんな街で過ごしてみたいなと思う。いつか海外で暮らしてみたいという、私のひそかな夢がそばにあるような感じがする。
それに、絵を描くのも楽しそうだなと思っていたので、おじいに絵をもらったことで、絵を描いてみたい欲が高まった。
いつか海外で暮らしてみたい
絵を描いてみたい
という私のやりたいことが、この絵を見る度に思い出させてくれる。これも何かのご縁なのかな。
最後まで読んでいただきありがとうございます!いつか書くを仕事にできたらいいなと思っています。応援いただけるとすごく嬉しいです✌️