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2,400円の本

私の中で、本が2,400円というのはなかなかに高いと感じる。物価が高騰する中ではあるけど、単行本でも、せいぜい1,000円台じゃなかろうかと思う。(いや、1,000円台であって欲しい)


そんな中、2,400の本を購入した。税込みにすると、2,640円。


基本的に、書籍はメルカリで購入するか、図書館で借りて、「定価では購入しない」をモットーにしている。


だけど、今回私が購入した本は、今はどうかわからないけど、私が購入しようとタイミングでは出品されておらず、新刊のため図書館にはまだ置かれていない。


その本を読むためには、定価で購入するしかなかった。もう少し待って、メルカリで出品されてから購入してもよかったのだけど、他に読みたい本もなく、そうなると、夜寝る前のお供がなくなってしまう。


どうしようかなーと迷いながらも、とりあえず本屋さんに行き、目当ての本をパラパラとめくって、本当に読みたい本なのかを再確認する。


彼女がある空間を心地よいと感じるかどうかの基準はこうだ。
身体がその空間を肯定しているか。
その空間では自分自身として存在しているか。
その空間では自分が自分を疎外していないか。
その空間では自分が自分を大切にし、愛しているか。


この文章を読んで、「あ、この本、好きだわ」と思った。迷うことなく購入することにした。


今回購入した本が、こちら。


「本屋大賞翻訳小説部門第一位」ということで、韓国の方が書かれた本。日本人が書いた本を読むことがほとんどなので、「韓国の方が書かれた本」というのも1つ魅力だった。韓国の暮らしが、本を通して知れるかもと思った。


そういうわけで、ここ最近は、寝る前にこの本を読んでいる。内容をざっくり説明すると、本屋さんを営む主人公の小説というかエッセイのような本。本屋さんを通しての主人公の日々が描かれている。その日々が、素朴で共感できる言葉がたくさんあって、夜の読書には持ってこいの、あたたかい本。


本自体はわりと分厚いけど、1話ごとに短いエピソードになっているから、読みやすい。疲れている日は、1エピソードだけ読んで寝ることもある。



いくら好きな仕事でも労働の限界を越えれば結局、「仕方なくやっている仕事」になってしまうことを、ヨンジュはよく知っていた。

好きな仕事でもそうなのに、好きではない仕事を大量にこなさねばならないとしたら?

そのためにヨンジュは何よりも、自分のすべき仕事、ミンジュンのすべき仕事が限界を超えないように気をつけている。


とりあえずやってみようと思ったんです。才能があるのかないのか悩むくらいなら、まずは書いてみようと。一度くらいはこんなふうに生きてみたいと思っていたので


昨日読んで、いいなあと思った言葉たち。仕事のことも人生への考え方も、素敵だなぁと思った。


本が好き、読書が好き、本屋さんが好きな方は、たぶんこの本好きだと思います。というわけで、勝手におすすめ本紹介でした〜!



▽紹介した本▽





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私が、暮らしに取り入れてよかったことを詰め合わせた1冊になっています。

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最後まで読んでいただきありがとうございます!いつか書くを仕事にできたらいいなと思っています。応援いただけるとすごく嬉しいです✌️