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終わってみればあっという間

実家のリフォームが始まって10日ほど経つ。今日でお風呂のリフォームが終わるので、今日から新しいお風呂に入れる。楽しみ。


最初は10日間もあるのかと長く感じたし、折り返しの5日目ぐらいも、これでやっと半分かと長く感じた。そんな日々も昨日で終わり。終わってみればあっという間だったし、リフォームをしなければ過ごすことのなかった日々だと思うと、愛おしさすら感じる。



リフォーム中はおじいの家のお風呂を借りて過ごした。夕食を食べ終わるとおじいの家に行く。おじいの家の近所を母と散歩する時間。いつもと違う景色が新鮮で楽しかった。一昨日は、兄も久しぶりに帰って来て、母と兄と3人で散歩したのも楽しかった。

おじいの家のお風呂は、幼い頃に入ってた時と変わってなくて懐かしかった。お風呂から出ると、いつもはもう寝てる時間なのに、おじいはまだ起きていて、「おじい、まだ寝なくていいの?」と聞くと、「2階の部屋が暑いから涼めてる」と言っていた。最近暑くなったから本当にそうなのかもしれないけど、おじいのことだから、いつもは一人の夜だけど娘と孫が来てくれるのが嬉しくて、眠いけど起きてたんじゃなかろうかと、母と帰りの車の中でそんな話をしていた。そんなおじいが可愛くて好き。


休日には銭湯にも行った。大学時代に部活をしていた時、トレーナーさんから推奨されていた交代浴もやってみた。温水と冷水に交互に浸かることで、血行が促進されて疲れが取れる効果があるらしい。



当時は、若さゆえかあまり効果を実感していなかったけど、やってみると疲れが取れているのがよくわかる。ふくらはぎの筋肉なんかも緩まっていて、翌朝起きた時の下半身の疲労感もない。(シャワーの日々だと翌朝下半身に疲労感があった)ここ最近は銭湯から足が遠のいていたけど、たまには銭湯に行って疲れを取るのもいいなと思った。


そんなこんなで、長いと思っていたお風呂のリフォーム生活も、終わってみればあっという間だった。


「終わってみればあっという間」という感覚は人生において多々遭遇する。最初は大変だと思っていたことも、終わってみればあっという間だったなと思うことは人生ではよくある。終わってみれば意外となんとかなったとか、悪くなかったなとか、むしろその経験に感謝すらすることだって少なくない。


そうであるなら、今まさに体験中の大変なことだって終わってみればあっという間なのだから、「これも終わってみればあっという間のことなんだろうな」と気楽に思えたらいいのだけど、終わったからそう感じるのであって、現在進行形で進んでいることにその感情を抱くことはなかなか難易度が高い。


それでも、「終わってみればあっという間なんだろう」と心の片隅にでも置いておけば、今大変だと感じている目の前の出来事も少しが気楽に捉えらえられるんじゃないかと思う。


次はキッチンのリフォームが始まる。でも、お風呂のリフォームを終えた私は知っている。これも終わってみればあっという間なんだろうなと。少し強くなれた気がする。


最後まで読んでいただきありがとうございます!いつか書くを仕事にできたらいいなと思っています。応援いただけるとすごく嬉しいです✌️