見出し画像

PERFECT DAYS

ずっと気になっていた映画「PERFECT DAYS」を観に行ってきました。



「平凡でありふれた日常が愛おしくなる」そんな映画だった。大きなストーリー展開はなく、淡々と役所広司さん演じる平山さんの日常を観ている感じ。それなのに、全然退屈じゃなくて、平山さんの素朴であたたかい日常にどんどん惹き込まれた。


今日は、映画「PERFECT DAYS」の感想を書いていきます。(※ネタバレ注意!)





映画「PERFECT DAYS」を観て


・平山さんの感性に共感

朝、玄関のドアを開けて、空を見上げて微笑むところや、外でお昼ご飯を食べながら、木々の木漏れ日に癒されている感じとか、平山さんの感性に共感する部分がたくさんあった。


そういった素敵な部分だけでなく、作中では具体的には表現されていないけど、平山さんの葛藤が描かれているのにも共感した。平山さんだけでなく、その他の登場人物もそれぞれが葛藤を抱えながら生きている様子が垣間見えた。


人生、うまくいくことばかりだけじゃない。楽しく満ちたりた日々ばかりじゃない。それでもみんな毎日を生きている。綺麗ごとだけじゃない部分にも共感した。




・私たちはそれぞれの世界を生きている

「この世界は繋がっているようで繋がってなくて、僕らは違う世界に生きている」

こんな感じの言葉を平山さんが言うシーンがあった。


たしかに、私たちは、ひとりひとり見える世界は違っていて、それぞれの世界を生きている。


平山さんのように、日々を淡々と過ごし、自然に目を向け癒され、行きつけのお店で心地いい時間を過ごす。そんな世界で生きる人もいれば、仕事をバリバリやって、周りからの評価を得て、お金をたくさん稼いで、たくさんの人と関わりながら生きていく世界。


そこに、良い悪いはなくて、自分はどんな世界で生きたいと思うか。どんな世界が好きか。それだけなんだと思う。


自分が好きな世界で生きることができれば、それはその人にとってのパーフェクトデイズなんじゃないかなと思った。




・小さな変化に心を動かす

「変わらないなんて、
そんなバカなことがありますか」


と平山さんが言っていたのが印象的だった。日々を淡々と生きているように見える平山さんが、「変化」を口にしていたのが意外だったから。


だけど、一見淡々と見える日々の中にも、小さな変化に心をときめかして生きているんだろうなと思った。木の根元に小さな芽が出ていること、今日の空の色、木々を揺らす風の音。そんな些細な変化に目や耳を傾ける。


気にも留めないような、小さな変化に心を動かす平山さんが生きる世界は、私にはすごく素敵な世界に見えた。




平山さんという一人の日常を描いた映画。
観に行ってよかった。



ぜひ劇場でご覧ください😁




* * * * * *

ちょこっと宣伝📢

\\本を公開しています!!//

私が、暮らしに取り入れてよかったことを詰め合わせた1冊になっています。

途中まで試し読みもできるので、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。その先が気になる方は、購入いただけるとめちゃくちゃ嬉しいです😁Kindle Unlimitedで読み放題対象です!




最後まで読んでいただきありがとうございます!いつか書くを仕事にできたらいいなと思っています。応援いただけるとすごく嬉しいです✌️