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【体験記】転職のプロが、転職活動してみた 〜自己分析編①〜

半径5mの人たちを前向きにする人、なぎ🌻です。

このnoteでは、元トップキャリアアドバイザーのわたしが、キャリア戦略や転職活動の悩みを少しでも前向きに解決できるような情報を発信しています。

前回、前々回と、「転職のプロが転職活動をしてみた」というシリーズで、わたし自身の転職活動記をまとめています。
まだの方はこちらから↓↓

今日はみなさんつまずきがちな「自己分析」について、体験談をお話したいと思います!

わたしは典型的な「やりたいこと」がわからない人間だったので、よくやりたいこと探しの迷子に陥ってました。
今日はそんなわたしが次のチャレンジを見つけるまでの過程
を書いていきたいと思います。
長くなってしまったので、3回に分けて書いていきます!

今日の結論

【トット流 自己分析のステップ】
①何をしてきたかの棚卸し(どのようにキャリアアップするか)
②どう在りたい?何をしていたら幸せ?(在りたい姿)
③今の会社の何が不満?(地雷回避)
④実際の求人を見る&カジュアル面談を受けながら魅力/非魅力を言語化

何をしてきたかの棚卸し(どのようにキャリアアップするか)

よく聞く自己分析の中で「Will Can Mast」というのがあると思います。

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■Will:やりたいこと
■Can:できること
■Must:Willをするためにするべきこと・やらなければならないこと

この3つを書き出して、3つが交わる部分があなたのキャリアの方向性といういうフレームワークですが、正直わたしは、一番肝心な「Will やりたいこと」がわからなかったので、このフレームワークは酷でした。

なので、最初に自分が歩んできた道を振り返ることにしました。

■1社目:メーカー
●人事総務 2016年4月〜9月(6ヶ月)
・新卒採用合同説明会 資料作成・当日の運営
・新卒採用面接
・社内イベントの企画・運営
・社長・副社長・役員秘書業務
★合説資料の構成と当日の説明が上手いと褒められた!
★内定承諾を迷ってる子を口説いて入社承諾してもらえた!

●貿易・海外営業 2017年7月〜2018年8月(1年1ヶ月)
・中国・台湾・ベトナムへの輸出入業務(担当仕入先19社)
・中国語での価格交渉、仕様・品質関係の交渉
・業務改善プロジェクトリーダー(全社初のRPA導入)
★業務改善プロジェクトで社長にRPA導入を進言して、トライアルで導入。一定の成果をあげられたので全社導入ができた。

こんな感じで、時期ごと(役割/プロジェクトごと)で
ーやったこと(数字を入れてできるだけ細かく)
ー成果
ー褒められたこと

を棚卸しました。

そのときの感情も書き出す

また、仕事をする中で楽しかったこと・嬉しかったこと/嫌だったこと・苦手だったことも書いていきました。

■1社目:メーカー
●人事総務
【楽しかったこと・嬉しかったこと】
・採用説明会のプレゼン資料作成
・採用説明会の運営・プレゼン
・新卒の子たちと話すこと

【嫌だったこと・苦手だったこと】
・事務作業(総務系の仕事全般)
・直属の先輩(女性特有のいざこざに悩まされておりました…)

▼わかったこと
・人と話すこと、周りを巻き込むことは得意・好き
・事務作業や目的のよくわからない仕事(メーカーあるあるですよね)は苦手。そして、バックオフィスならではかもしれませんが、成果が見えない分、周りの女性社員とうまくやることが仕事において重要になるというのがどうしても苦手。
・会社を支えるサポート役(総務・労務・人事教育・人事制度企画等)よりも、フロントに立って対外折衝をする仕事(採用・営業)の方がやりがいを感じられる。

特にわたしは、1社目のメーカーで4部署、2社目の転職エージェントでも役割が3回変わっているので、すべての仕事で何をして、どういう気持ちだったのかという棚卸しをしました。

その結果、わたしの中でこんな軸がわかりました。

【わたしの軸】
・営業を極めたい
目の前の人(お客様)を笑顔にしたい。フロントに立って会社の成長に貢献しているという実感が持てるのが嬉しい
・toCよりもtoB
CA(対求職者営業)・RA(対企業営業)両方経験してみて、成果をあげていたのはCAだったが、お客様に入り込みすぎて自身が疲弊していることがあった。toBの方が営業難易度としても高く、多くの方を笑顔にできると感じた。
最もやりがいを持って仕事に臨めたのは名古屋での事業部立ち上げ
市場や競合、お客様の状況を自分なりに分析して、戦略を立てて動くのが面白かった
自分で未開拓の市場に切り込んでいくのに面白みを感じる
大きな組織よりも小さな組織
自分が1から作っていけるようなスタートアップ・ベンチャーの方がフィットする(変化が大きく、自分の介在価値の高いときに「楽しい」と感じ、逆に変化が小さく、自分は組織の駒の一部だったときに「嫌」と感じた)


このように、これまでやってきたことと、そこで褒められたこと(得意だったこと)・成果と、
その時の感情(楽しかったこと・嬉しかったこと/嫌だったこと・苦手だったこと)を書き出すと、
自分の中での進むべき方向性がなんとなく見えてきます。

できればこの作業は、PCや携帯のメモ、小さいノートではなく、
B5サイズ以上の大きめな紙の上でやると捗ります。

人の考えはアウトプット先の広さに比例するからです。


きれいに書こうと思わず、その時のことを思い出してとにかく小さなことでも書きまくってください!

わたしの転職活動の相棒ノートを貼っときます↓

次回は自己分析編その②をお送りします!ではまた〜

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