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”仕事しか勝たん”こじらせ女子が交際5ヶ月で入籍するまで

みなさんこんにちは!半径5mを前向きにする人、なぎ🌻です。
先日、りんぺいさんと入籍しました。
周りから見ると、私たちの結婚はまさに青天の霹靂。
なぜなら、相方は恋愛こじらせ男子。そして私は”仕事しか勝たん” 生粋の仕事人間。「結婚はコスパが悪いから私に結婚は諦めて」と両親に言い放つほど、結婚から最も遠い人間でした。
そんな私がなぜ、交際5か月で入籍に至ったのかを書こうと思います。

▼ちなみに相方の過去の恋愛遍歴はこちら

恋愛を一切してこなかった高校時代

私は愛知県の田舎に生まれました。初恋は幼稚園時代。その後も年相応の恋愛感情を持って、時には(お遊びに近い)お付き合いもして、順調に恋愛経験を積んできました。
転機は高校時代。私は当時熱中していた吹奏楽強豪校に進むべく、全国大会常連の女子校に進学しました。その学校は地元では有名な校則が非常に厳しい学校。制服のスカートは膝下丈、男女交際禁止で破ると停学処分というガチガチの校則の中、3年間部活に没頭する高校生活を過ごしました。

そんな高校時代を過ごした挙句、大学も女子が9割を占める学部に進学したがために、さらに男の子に対して心の障壁が生まれてしまいました。男の子がいると、同じ高校出身の友人と「わあ〜男子がいる〜」という始末。恋愛に対して完全に苦手意識が生まれてしまいました。

そんな男の影もない私でしたが、アルバイトを始めたことにより男の子とも普通に話せるようになり、無事、まともで健全な恋愛経験を積めるようになったのでした。

社会人になってからの恋愛で気づいた窮屈さ

もともと部活も勉強も没頭するタイプの私。社会人になってからも仕事が楽しくてバリバリと熱中する毎日でした。
そんな私に、当時お付き合いしていた男性から言われた一言。

「結婚したら家庭に入ってほしい」

その一言に、私はとっっっってもモヤモヤしてしまいました…。
なぜこんなにも楽しい仕事を手放さないといけないの?
家事は女の仕事なの?
仕事が好きだという私を受け入れてくれないの?

それがきっかけで彼とはお別れ。
25歳を超えた頃から周囲からも「いい歳なんだから仕事ばかりじゃなくて結婚も考えなよ」と言われるようになり、価値観の違いに窮屈に感じることが多くなりました。
それでも価値観の合う人もいるはず…と信じて何人かと付き合うも、「家事は女性がやって欲しい」「正社員ではなく契約社員やパートなどで家庭に入って欲しい」という考えの方が多く、次第に恋愛や結婚に対してリスクを感じるようになってしまいました。

「私は人に頼らず、一人で生きていくんだ」
「自由に仕事ができる独身の方が気楽でいい」

結果、結婚を勧める両親に「仕事が好きだから、私に結婚を求めないで!」と言い放つ始末…。今まで以上に仕事に打ち込むようになったので、両親も周囲の友人や同僚も私のことを”一生結婚しない人”だと思うようになりました。

思わぬ再会

「お久しぶりです!お元気ですか?」
今年5月、私はひょんなことからある男性に3年ぶりに連絡を取っていました。
それが、今の旦那さんであるりんぺいさん。

りんぺいさんとは、私が1社目でシステム導入を検討していたときに、営業担当として知り合いました。一緒に仕事をする中で価値観や考え方にすごく共感し、連絡先を交換。しかし数ヵ月後にはりんぺいさんに再度転勤辞令が下り、約3年間まったく連絡を取っていませんでした。

そんなとき、今度は私が東京転勤となり、次のステップとして転職を考えていました。転職活動をする中でSaaS業界に興味を持った私は、転職相談をするために連絡したのでした。

「せっかくだから会って話そうよ!」
都内のカフェで、私たちは再開するまでの3年間にあったことを報告し合いました。
彼は私の3年間の仕事の頑張りに対して素直に頑張りを認めてくれ、成長した姿を褒めてくれました。これまで同世代の男性から「仕事って何が楽しいの?」「そんなに頑張ってすごいね…」と言われてきた私にとって、初めて異性から受け入れてもらえた瞬間でした。

交際、同棲、そして結婚

その後、私は無事転職に成功。転職活動を進める中で誠実に私の相談にのってくれるりんぺいさんに次第に惹かれていきました。
7月某日、りんぺいさんから告白を受けて交際スタート。一緒に過ごす中で、いろんなことに果敢にチャレンジして自分の人生を自ら豊かにしようとする姿勢や、仕事を頑張る私のことも全力応援してくれるところに居心地の良さを感じるようになりました。
「この人はこれから先も、女性でも”バリバリ仕事がしたい”という私を「素敵だね」と言ってくれるだろう」と確信が持てたことで、交際5ヶ月ではありましたが結婚に踏み切りました。

すべての人が仕事にワクワクできる世界を目指して

今回の出来事を通して私が学んだことはふたつです。

①出会いはどこにあるかわからない。決めつけずに柔軟に生きよう
②パートナーとの役割分担でお互い心地よく仕事もプライベートも充実させる道はある

結婚なんて絶対しないと思っていた私でしたが、彼と同棲してから毎日が楽しくて、明らかに一人暮らしの時よりも人生が充実している実感を持てています。
それはお互いの仕事と家事とプライベートをうまく配分して、心地よいと感じられる家庭運営ができているからです。私一人の力ではなく、彼の協力あってのことです。
今は本当に結婚してよかったと思いますし、彼の存在がより仕事を頑張る原動力にもなっています。

最近では、女性も当たり前に働く時代になってきたとは思います。ですがまだまだ「家事・子育ては女性がするもの」といった風潮もあるのは事実。
私自身、理解のある方とたまたま巡り会えて本当に幸せだなと思う反面、このような風潮を少しでもなくしていきたいなと思っています。

男性、女性といった区分で分け隔てることなく、適材適所の役割分担して、すべての人が仕事にワクワクできる世界にしたい。そしてそんな世界を実現するために、これからも仕事に熱狂して働きたいと思います。



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