わっしょいエッセイ
「いつか本を書いてみたいなぁ~」
ふんわりそう思っていました。
子供の頃から本が大好きで、将来の夢は「本屋さん」。
本屋さんになれば、朝から晩まで本が読めると信じていました。
でも、いざ何かを書いてみるたび…
こっっっぱずかしい!!!
書いている最中はまだいいんです。
時間を忘れて楽しく書けるんです。が!
読み返した時がやばい。
はっ、はずかしい…。
だんだん、じっとしていられない位、モーレツに恥ずかしくなって来て。
ア゛ーーー!無理!!
「自分に酔ってる」感がなんとも痛くて、いたたまれず。
世の中の著者さん達って、いったいどうやってコレを克服しているの??
長年のナゾでした。
でも今日、エッセイスト末吉宏臣さんのお話をclubhouseで聞いて。
「こっぱずかしいと思ってしまう事と、内面を晒さなきゃ共感を得られない事、どうやって両立させたらいいのでしょうか?」と質問させて頂きました。
末吉さんのお返事が、なんとも心にしみて。
・「うまく書かない」と決める
・誰かのために書かない
・自分が生きている事を、素直に表現
・自分は自分のまま、酔っていてもいい
・なんなら中途半端なままアップしてもいい
・書いていく事によって、自分で自分を利用して行く
ほぉぉぉ~!!思わず唸りました。
だって、文章を書く時って、絶対「うまく書きたい」って思ってたから。
しかも「誰かの為になればいいなぁ」って思ってたから。
ダブルアウトだったんですね、私…。
うまく書かない。
誰かのために書かない。
この2つだけで、もう白米10杯は行けます。
末吉さんから、めっちゃ美味しくて、めっちゃ味の濃いおかずを頂いた気分です。
初対面の私に、快くおかずを分けて下さり、本当にありがとうございます(涙)
そして最後の、
「書いていく事によって、自分で自分を利用して行く」
おおおおお~~~。
これ!まだ触り程度ですが、感覚的に分かった!ような気がする!
他の方への回答でもおっしゃっていましたが、
「書くこと=デトックス」
気持ちを素直に表現する事で、溜まった毒素が抜けていく。
あいまいな自分の輪郭がハッキリして、どんどん自分と仲良くなる。
つまり、書く事によって、世界で一番トクをするのは自分。
そういう事ですよね、末吉さん!?
おかげさまで、「書いてもどうせ恥ずか死ぬ」と諦めていた私の、書く事へのハードルが…めっちゃ低くなりました。例えるなら、今まで棒高跳びだったのが、今はもう、10センチ位ですかね(低っ!)
ものすごい追い風を頂いたので、これを機に、自分で自分を利用し尽くしてやろうと思います。私にとって追い風の風神・末吉宏臣さん。末吉さんを紹介してくれた福の神・くっきーさん(本が好き!倶楽部)。
本当にありがとうございました。
(ご注意:「clubhouse内のお話は門外不出」というお約束がありますが、話したご本人がOKなら、外部に記載しても良いとのこと。末吉さんとくっきーさん、お二方から快くご了承いただいております。ありがとうございます!)
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