どんな気持ちも残す習慣をつけたい
どうも日記が続かない。
手帳は毎日のようにさわって、なにかしら必ず書いている。
なのに日記になるとなぜか書けない。
書こうとすらしていない自分がいる。
そうなってしまう原因を考えていた。
習慣化できていないことがまずひとつ。
だけどそんなことではない気がしていた。
わたしの思う日記とは…
その日あったこと、出来事に対しての気持ちを書くものだと思っている。
生きていれば、思うことはなにかしらある。
その気持ち。
心の声は口に出しているわけでもないのにどこからともなく聞こえてくる。
気持ちとして浮かんでいるだけで、まだ文字にはなっていない。
そんなとき「言語化の魔力」という本の要約をYouTube動画で観た。
そうか!
言語化できないから書くことができないのか。と、腑に落ちた。
本書では言語化することで悩みが消えるとうたっていて、やっぱり言語化するってスゴいな。と思ったはずだった。
それなのにまだ日記に向き合おうとしない自分。
もっと奥底に本当の原因があるに違いない。
心の声は誰にも発することはなく、自分が感じた自分にしかわからない気持ち。
嬉しかったり楽しかった気持ちはもちろんある。
だけどその気持ちを言語化して書き出さないうちに、定期的に覆いかぶさってくる気持ちがある。
それがとてつもなく大きい。
義家族に対する気持ちだった。
平和だった気持ちを、一瞬にしてポシャっとくずされる。
だから残しておきたくないんだ、と。
自分の気持ちを言葉にして、文章にして、見える状態で残しておくことがマズイと感じていたから。
たがら書きたくないし、書こうとすらしない。
20年の月日とともに自然と染みついてしまっていた。
ムカついても何日かしたら自然と忘れる血の繋がった家族じゃないから。
言われたこと、されたこと、いつまでもずっと尾をひいている。
水に流したようで流しきれていない。
ずっと芯に残ったまま。
それらも全部、書き出したい。
そのときの自分の本当の気持ちをきちんと、うそ偽りなく言語化すること。
残す、というより「吐き出す」が正解だと思う。
それがその日を生きた本当の自分の気持ちだから。
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