何かに依存してしまう、その心
「恋愛に依存しちゃう」「親しい人に依存しちゃう」
「お酒に依存してる」「スマホ依存症なんだ」
「依存」という言葉の乱立が甚だしいって。
何かに時間を取られてしまうとか、
何かにエネルギーを吸われてしまうとか、
そういうことも「依存」の定義の中にあるように感じてしまう今日この頃。
さて、心理学でも、「依存」は切っても切り離せない概念です。
何せ、相手の心理を考えるには、基本になる概念だから。
誰が、何に、どの程度、依存していると思っているのか。
そう、「思っているのか」が重要なポイント。
自分で依存していると思っているかどうかで、
依存度合いというのは測れるものです。
だって、依存している状態が自分でわからないと、
そもそも困っている感覚にはつながらないし、
その依存しているものが、本当に重要なものだと感じていたのだとしたら、
その対象物との距離感の話になってくるだけなのです。
ではここからは少しコアな話。
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