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もう一つの宙ぶらりん

昨今抱いている宙ぶらりん感というのは、昨夜書いたこと以外にももう一つあって、それは、マレーシア移住のことになる。

8年後にロングステイビザMM2Hの更新があるので、それが無事に済んだら、マレーシア拠点を本格稼働させよう、それまでの8年間で準備を整えよう、と思っていたのだけれど、ご存知の通り、マレーシアには簡単には渡航できる状況ではなくなってしまっているので、準備のための動きが止まってしまっている。

そして、近く方向性が発表されるのかもしれないけれど、マレーシア政府はコロナをはじめとする様々な理由からMM2Hの制度を今、検証しているところで、ビザ取得の要件が厳しくなるのでは、と予想されている。
私は新規取得ではなく、今後は更新なので、直接は関係ないのだけれど、新規が厳しくなれば、更新も厳しくなるのでは、という懸念がどうしてもつきまとうので、今後、本格的にマレーシアに拠点を移すかいなかについては、政府の方針を注視するほかない状況にある。

そして、マレーシア生活を堪能するために、それまでの8年間でお金をしっかり貯めよう、と思っていたのだけれど、コロナの影響含め某社の状況が甚だ芳しくないので、「8年でもそんな、お金、貯まらないなぁ」となりそうな懸念が増している。

さらに言えば、マレーシアでは隠居的生活を構想していたのだけれど、この巣篭もり期間はある意味、隠居に近い状況に置かれていたわけで、さらに前日書いた「+0.1でも前に進んでいないと気が済まない性質」が相まって、「そんな、人生の早々にマレーシアで隠居生活を送っても、お前は満足できないんじゃないか?」という問いを突きつけられたような感がある。

というわけで、老後の準備は終わり、あとはボーナスステージとして生きていくつもりが、コロナ一つでちゃぶ台返しをされたところがあるのが、「もう一つの宙ぶらりん」なのであった。

これも結局は、コロナが落ち着かないと方向性が見えないよな、と思う。
第一に、今のように日本もマレーシアも感染者数が増えている状況では、軽い気持ちで行くことすらままならないのだから。
二つの宙ぶらりん感を抱えたままで、2021年を迎えることになりそうだ。

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