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レイトショーと放課後の教室

最近はもっぱらNetflixを家で観る生活だったが久しぶりに地元の映画館に行ってきた。今話題の鬼滅の刃だ。

流行りに疎い自分だけどNetflixでアニメを観てからと言うものまんまとハマッてせっかくやし映画館で観たいな〜なんて思い地元にある人が少ない映画館に足を運んだ。
仕事が終わり20時50分から始まるレイトショーは人が10人も満たないぐらいで人の気配も感じないくらい殺風景。普段は人がいっぱいいるはずのこの場所には周りを見渡してもポツポツと人の影があるだけ、ほぼ貸し切り状態だった。

このレイトショーの時だけ感じれる放課後の教室みたいな雰囲気がめちゃくちゃ好きでお昼に観れてもあえてこの雰囲気を感じたくてレイトショーを観に行く時もあるほどだ。

映画館で映画を観るって事は作品を観ることにも、もちろん価値があると思うけどそれだけじゃなくて、その場の雰囲気含めて作品の一部だと思う。映画館の雰囲気、映画の本編、本編前の予告すらも全てのピースが合わさってやっとひとつの作品に仕上がる気がする。

ナマモノは当然期間が決められてる訳であってその時その場でしか感じられないものだ。病気をして観れなかったりケガをしてたり仕事が忙しかったり映画館に足を運んで観る事は当たり前じゃ無いからこそ全てのピースが揃う事は奇跡に近いのかもしれない。

僕は生きてるうちにあと何本の映画を映画館で観ることが出来るのだろうか?今年はコロナと言う厄介者まで蔓延しだしたから余計にそんな事を思いながら観る映画は感動した。

ライブもそうだけど生でその場で感じるものは見れるうちに見ておかないとなと改めて思わされたそんな平日のレイトショーでした。

次は何を観ようかな。

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