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【東北で車中泊】絶景と秘湯を満喫するコース!3県を0円で巡る「行くぜ、東北。」体験記

こんにちは、studio iota labalのビビリな冒険家・前田サキ(@nagareruiota)です。

首都圏のJR駅のコンコースで、「行くぜ、東北。」の広告を目にしたことがある人って多いのではないでしょうか?

ねぶたがドーンと印象的なアレです。

「行くぜ、東北。」は、魅力的な写真を通じて、四季折々の東北を紹介するキャンペーン。

3.11の震災のあと、東北に行くことが最大の復興支援になる、という考えにたどり着いた広告会社の宣言のもと始まりました。

公式ウェブサイトを見てみると、県ごとのモデルコースが掲載されていて、すごく楽しそう!

【2県周遊コース 三陸海岸と下北半島へ!絶景と海の幸を満喫するコース】

<DAY1>
JR東北新幹線八戸駅 →→→ 1.北限の海女 素潜り実演(小袖海女センター)
JR八戸線(八戸駅~久慈駅)で約1時間45分→バスで約35分
1.北限の海女 素潜り実演(小袖海女センター) →→→ 2.もぐらんぴあ水族館
レンタカーで約20分

<DAY2>
3.東通天然ヒラメ刺身重(ログレストラン南川) →→→ 4.下風呂温泉
車で約1時間

<DAY3>
5.佐井のウニ丼(ぬいどう食堂) →→→ 6.仏ヶ浦遊覧船
車で約25分
6.仏ヶ浦遊覧船 →→→ JR東北新幹線八戸駅
車で約1時間20分→JR大湊線~青い森鉄道(下北駅~八戸駅)で約1時間40分

このように、新幹線で東北まで行き、現地でレンタカーを借りて回ってみようと考え、「青森駅」で後部座席がフルフラットになるタイプの軽自動車をレンタルしました。

一週間の夏休みを利用して、どんな旅になるのか楽しみです!

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◉五所川原コース/岩木山 天然のブナ林で森林浴


■ルート
青森~弘前城~岩木山~五所川原

「津軽富士」と呼ばれ、古くから人々に親しまれてきた岩木山。その麓から8合目までを結ぶドライブルート、津軽岩木スカイライン。

怒涛の69箇所ヘアピンカーブがあり、軽トラの幅くらいしかなくて大変なことになっています。

終点である八合目駐車場へ近づくに従って自然は雄大さを増し、北海道の松前崎、津軽半島の権現崎と十三湖、なだらかな弧を描く七里長浜、そして鯵ヶ沢から大戸瀬へと一目で見渡せます。

そのコースは「天空への路」と呼ばれることも!

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岩木山八号目駐車場→到着したら霧が凄くて、気温が20℃→8℃くらいまで下がり、誰もいませんでした。

津軽・岩木スカイラインの下山最終が16:30なので、下山に間に合わなかった場合、駐車場で車中泊するのであればOKとのこと。

■車中泊スポット
嶽温泉・お山の駅「岩木さんぽ館」の駐車場

パーキングの横に嶽温泉を源泉とした無料の足湯があり、スカイラインで疲れた足にありがたいです!

◉浅虫温泉コース/北の海を味わう


■ルート
浅虫温泉〜三沢

青森駅からスタートして弘前城、岩木山、五所川原とぐるっと回って次は、海へ行きます。

三沢といえば飛行場でしょう。本当に小さな小さな飛行場ですが、割合間近で飛行機が見られます。

屋上に上がると(入場料100円、要確認)、民間機だけでなく隣接している自衛隊の練習機も。
運が良ければブルーインパルスが練習しているかもしれません(所属基地が松島なので運が良ければですが)。JALとブルーインパルスが一緒に見れる貴重な体験ができる可能性があります。

また、近くには先人記念館もあり、明治初期に入植させられた際の貴重な記録が展示されています。結構マニアな歴史好きには奨励。

■車中泊スポット
先人記念館の駐車場も車中泊にはオススメです。
近くに「道の駅みさわ」がありますが、夜になると閉まってしまいます。先人記念館の裏にも駐車場があって、いい感じでした。

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海上に霧が出ている浅虫温泉。北国の海っぽくて、大変良かったです。

源泉掛け流し100%の天然温泉を気軽に楽しむことができる公衆浴場などもあるので、リンクを貼っておきます。

▶️ 浅虫温泉で楽しむ日帰り入浴!人気の日帰り温泉スポット10選


■車中泊スポット
「浅虫海水浴場駐車場」の駐車場

広くて泊まりやすかったですが、リア充な方がたくさん!

近所の人がいらっしゃるビーチのようで、方言があちらこちらから聞こえてきました

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◉八幡平コース/原生林に囲まれた静寂が心を癒す贅沢

■ルート
盛岡~松川温泉 峡雲荘〜八幡平


海の次は原生林の秘湯!岩手と秋田の境へのドライブコース。

盛岡駅からスタートして1時間。松尾八幡平ICへと到着。周辺は田んぼが広がり、とても暑いです。

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みなさんは、八幡平の頂上にある絶景「ドラゴンアイ」を知っていますか?

頂上付近に鏡沼と呼ばれる噴火口跡の沼に、冬のあいだ雪が積もり、春になり雪が溶けだし「龍の目玉」に見える事から「ドラゴンアイ」と呼ばれるようになったそうです。毎年雪の溶け方により様子がかわります。夏季は雲の中。

■温泉 「松川温泉峡雲荘」

八幡平国立公園の南東に位置する小さな温泉地。エメラルドの温泉に浸かれば、身も心もリラックスすること間違いなしです。

山道沿いには玄武岩のそびえる渓谷があります。

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■車中泊スポット
松尾八幡平IC付近「さくら公園」の駐車場

駐車場は広く、街灯りが少ないので、一面の星空がキレイーーー!

すぐ近隣のレストラン LAMPは21時まで。

◉宮古コース/海沿いのロングコース


■ルート
盛岡〜宮古〜久慈〜八戸〜青森


岩手の絶景「龍泉洞」「浄土ヶ浜」を通り、海岸線の45号を北上する海沿いのロングコースです。

充実の見所が多くてヘトヘト!ゴールの青森で車中泊スポットを見つけられたのは野生の勘としか言いようがありません。

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■車中泊スポット
青森西バイパス「あおもり健康ランド」の向かいの高架下駐車場

あおもり健康ランドの向かいの高架下駐車場。

トラックがたくさん停まってて仮眠をしていたので、混ざって宿泊をしました。

あおもり健康ランドは天然温泉で、24時間営業。仮眠できるスペースもあるとのことでしたが、訪れた時には閉まっていたので、利用される方は確認されるのが良いかと思います。

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いかがでしたでしょうか?

自然がいっぱいの東北。

ひとくちで「行くぜ、東北。」と言っても、とーーーーっても広く、3県を回るのが精一杯でした。

「海沿いの一般道で5時間」or「山岳地帯を遠回りの高速道路で4時間」など、ルート設定をするうえで選択を迫られる時がありましたが、足の向くまま旅ができたと思います。

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今回は車中泊でしたので宿には宿泊できませんでしたが、松川温泉峡雲荘は「日本秘湯を守る会」に加入しており、加入宿のスタンプを10個貯めると1泊2食付きの無料宿泊招待に申し込めるそう。

人も来ない山奥の良い温泉宿を保護する目的らしく、、、
秘湯のスタンプラリーですね^^

こちらは夏シーズンに弊社ライター個人が体験したことなので、あくまで参考ということでお願いします。

みなさまにとって、良い旅となりますように。
Have a nice trip♪


冷麺食べよっ。

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□ライター 前田 紗希
東京都品川区うまれ。作曲家、ドラマー、RECエンジニア。
3歳より「心から出て心に還る音楽を」という教えのもと、裸足で畑を耕すところから培う教室でクラシックピアノを習う。また、キャンプ生活などを通して美術をする教室にも通うなど、自然とのふれあいの中で学び、育つ。国立音大附属中学ピアノ科を経て、国立音大附属高校で学内オーケストラに参加。
国立音楽大学作曲科へ入学、中学から始めたドラムに没頭する。バンド活動でデビューを経て国外や離島での演奏にモデルチェンジ。ロンドン、ベルリン、ニューヨークで演奏を積む。
25リットルのリュックとドラムスティックで世界一周後、旅と音楽と食を繋ぐレーベル「studio iota label」を設立。音楽療法など9つの事業を展開中。牛乳とじゃがりこが好き。


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【studio iota label】

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日本の音楽レーベルstudio iota labelではCDの制作・販売、WEBコンテンツの発信、企業のWebライティング、動画BGM製作、アーティストやお店などの写真撮影、作曲・編曲事業、レコーディング・ミックス事業などを行っています。

【ウェブサイト】http://studio-iota.com/
【Facebookページ】https://web.facebook.com/iotabi
【Twitter】https://twitter.com/nagareruiota


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