桜と私のこと。
先日、河津桜を見に行ってきました。
ここ3年ほど、毎年見にいっています。
そもそも、私が伊豆に来るきっかけとなったのが、この河津桜の咲く河津町です。
大学4年の夏、河津町のNPO団体が主催する自然体験ボランティアに参加した事がきっかけでした。
ボランティアの主な内容は、子どもたちとキャンプをしたり川遊びをしたりする事。
元々、アウトドア好きの私にとっては
子どもたちと全力で、自然の中で遊ぶことは
楽しくて仕方がありませんでした。
当時21?くらいの歳で、
橋の上から思いっきり川に飛び込んだり、
川の中に顔全部をつけて魚を捕まえたりする事が、新鮮で、子どもみたいにわくわくして、
2時間夢中になって子どもたちと川に潜っていました。(大人気ない笑)
ちなみにこの写真の川辺です。
川の中もとっても綺麗で、夏にはあゆも泳いでるんですよ。清流です。
って、楽しさが先行して話が逸れました。
おしゃべりクソ野郎なので、
そういうところがあります。すみません。
書くこと、これから意識して話をまとめられるようにします。今後もお付き合い下さい。笑
そんな活動の魅力に惹かれ、気づけば
3年間、河津町に通いつめていました。
通いつめたおかげで、
NPOの方々とも親しくなり、どうしてこの活動を始めたのか、や、この活動の今後についてなど話をしたりするようになりました。
というか、もはやスタッフの1人のような扱いをしていただき、年々、ただ学生として活動に参加する1人ではなく、運営側の人間として、様々な事を考えるようになりました。
それが私はとても楽しかったのとともに、
(楽しかったからこそそう思ったのかも?しれませんが)
今後の自分の人生において、やりたい事と一致していることが分かりました。
この経験のおかげで、分かったのかもしれません。
それは、地域。子ども。つながり。
についてです。
このNPOの代表の方も、
伊豆の危機を感じているからこそ、
子どもたちに故郷の良さを伝えようと思ったことが活動を始めたきっかけだと言っていました。
伊豆は、今、人口減少、流出が深刻です。出生率もとんでもなく低いです。
伊豆の賀茂地域では、特に深刻化している問題です。どこの町も同じような状況で、学校の統廃合の話が進んでいます。私が今教員をしている西伊豆町も、数年後には小中一貫校となるという話があがっています。
これも伊豆の切実な現状です。
伊豆は本当にいいところです。
それは私も充分に感じています。
観光に来た時には、きっと誰もがそう感じてくれると思います。
しかし、ただ観光に来てもらうだけではだめなのです。住んでもらわなければ。
そのために、どうしたら良いか。
やっぱり少しずつでも伊豆の良さ、魅力を発信していくしかないのだと考えました。
アピールできるだけのものは沢山ある!と、私は感じています!
そこで、私ができること、やってみたいこと、を考えた結果が、先ほども言った
地域。子ども。つながり。の三つです。
私はまず、それぞれの地域にある良さや魅力を
子どもたちに伝えたいと思いました。
伊豆で言えば、やっぱり何より
自然だと思います。ジオパークにも登録されました。そこから学ぶこと、自慢できることは沢山あります。
地域には、それぞれ特色のある物や場所があったり、詳しい人がいたりします。
そんなモノやコト、ヒトともっともっと繋がる必要があります。これがつながりです。
しかし、教員の現状として多忙化の問題もあります。
地域と繋がりたくても、なかなか時間がない、、負担感がある、、のも現状です。自分が教員をしていても正直感じることがあります。
そこで、私が考えたのが
この学校と地域との間をつなげる人!が
いたら、いいのではないか。
コーディネーターなんかは、よく聞きますが、
もっと欲を言えば、コンサルティングができる人間がいれば良いのだと考えました。
コンサルティングのプロ集団のような組織を作れれば、さらにつながりが深まり、ネットワークも広がっていくのではないか。
具体的なことを言えば、学校教育の中で、
地域についての学習がもっとも取り組めるのは、総合的な学習の時間であると考えます。
そこでの「プログラムを提案し、地域の様々な場所や人とのアポを取ったりすること」までプランニングできたら、最高だと考えています。
あくまで授業を主導するのは先生ですが
そのサポートをするための仕組みや組織を作ってしまえばいいのではないか、と言うことです。
と、なんかいかにもすごい事を
思いついたかのように話していますが
国の施策において、既に
「地域に開かれた教育課程」ということが打ち出されています。
学校はもう地域と共にあることが前提とされています。
そのために、一番重要であることは、
地域と学校とが課題の共有(擦り合わせ)をしっかりとすることだと私は考えました。
ここでの課題は
課題=目標や目的であると捉えています。
そして、地域の課題を踏まえた上で、
課題解決のために、地域の特色(良さや魅力)を生かした手段を考えていくのです。
そのためには、さらに
もっともっと学校と地域とかつながりを深めることが重要だと考えます。
そして、今よりももっと
地域の未来を担う子どもたちを、地域全体で、学校で、育てていく体制が必要です。
だから、私のテーマは
地域。子ども。つながり。
いずれは、ここまで話してきたような
仕組みや組織をつくって、もっともっと伊豆全体をつなげたい!
つながりを広げて、伊豆魅力を発信し
少しでも課題解決に協力できたらと思っています。
伊豆は、危機が迫っているからこそ、
リスタートが切れる(統廃合などで、新しい学校ができる)このタイミングが、逆に、チャンスなのではないかと考えています。
ピンチはチャンスなんじゃないかと。笑
このような関心もあり、
私がやりたいことは伊豆にあるのではないか?
と勝手に思い、笑
伊豆で働きたい!学びたい!と、移住してしまいました。
まあ、こんな真面目なことを書きましたが、
ただただ伊豆がとにかく好きで、
この思い、好き!素敵な場所を広めたい!救いたい!というのが素直な思いでもあります。
だから、この先も伊豆の楽しい!素敵!を
このnoteでも発信していきたいと思いますので、
どうぞこれからよろしくお願いします😌
ちなみに載せた写真は自分で撮った写真たちです。
写真を撮るのが趣味でもありますので、ぜひ見ていってください。
今は河津桜が最高の季節です。
今週末あたりが見頃ですよー!
さあ、みなさん、ぜひ伊豆に来てください🌸🌸