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心理学検定は心理学徒向けではない気がする話

この前心理学検定を受けてきた。院の試験の範囲が心理学検定の領域と被ることもあり、自分の勉強と力試しも兼ねて受けてきた。

よく心理学部にいることを話すと聞かれるのが、「何やってんの?」「心読めるん?」の二つで、後者はやんわりと無視しても、認知心理学そのものも説明が難しい。

意思決定とか推論とかについての云々と言っても理解されるのが難しい。そして、逆に福祉や家庭の臨床などについては門外漢も甚だしい。子供が言うことを聞いてくれない?えぇ、知らん……

そして、心理学検定は心理学の検定である以上幅広く出題がされる。

心理学史、知覚/認知、臨床、社会などなどのA領域と神経生理、産業組織、統計などなどのB領域の2種類の検定があり、それぞれのジャンルごとに合格か否かが判断され、何種類合格したかによって級が変わってくる。自分が今回A領域全てに合格すれば2級?になるはず。

でもこれ、別に自分は心理学に詳しくなるんじゃなくて認知心理学がやりたいだけなんだよな……とか思ってしまうようなそれだったんですわ。

それに、これに全部受かったとしても「だから?」程度でしかないのがなんとも歯痒い。

これ、逆にどんな人がこの資格を使っているんだろう。マジで。

そんなことを思いつつ、サムネのDHAたっぷりのマグロ丼を食べてから受験に行って、普通に解いて、30分くらいで退出した。尚更なんだったんだあの試験。

とりあえずこれが受かっていたらそれなりに自分にも自信がつくし、落ちていたとしても自分の勉強不足を思い知ることができる。その程度の話だ。

受験中に該当分野の教授の声が聞こえたような気がした。スタンドか何かだったんでしょう。

とりあえずまた勉強を再開します。

ではまた明日。

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