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なぜか潰れない最弱念珠店のバックヤード③(ハッタリの効かせ方_ウェブ関係)

前記事に引き続き、ハッタリの効かせ方について書くよ。

ハッタリの基本、そして名刺やリーフレットについて読みたい方はこちら↓

さて、今回は、ウェブ関連。
下まで書き終わったら、約4600字。なげーわ!笑

役に立ちそうだと思った人が読んでくれたらいいか。

中年のPC知識は異常

平成の時代、インターネット普及と一緒に大人の階段を上った僕らロスジェネ世代は、異常にPCやネットに強い。

これね、最近気付いたんだけど、40代のPC関係の知識ってホントどうかしてる。

今は「ITパスポート」になっているけど、昔は「初級システムアドミニストレータ試験」というのがあった。まあ、それなりの内容なんだけど、僕は16~7年前かな合格していて、勉強するまでもなく一般常識だろって思ってた。

実際に、今の40代くらいにそういう人が多く、ネット知識にも長けているし、OSのリカバリ、HDD交換やメモリ増設なんかも自分でできたりする。

ウェブ関連の知識と言えば、HTMLはみんなわかるんだけど、CSSに馴染めたかどうかで現在の様子は変わる。

僕は、ちょうどCSSの知識が必須条件になるころに開業したので、本を買って勉強するハメになった。おかげで、今があるんだけど。

自分の世代が、ナチュラルにやばいレベルのPCヲタが多いので、一般ピーポーは、わからないということに注意して書くことにする。

僕はウェブの専門家ではないので、それほど細かくは書かないので、更に詳しく勉強したい人はそれぞれの項目を掘り下げてもらうといい。

ネット上のメディアを知ろう

ビジネスに関係あるところで、ネット上には大きく分けて3種類の場所がある。

①自分のメディア(ウェブサイト、ブログ等)
②SNS(note、Twitter、Facebook、インスタ、LINE)
③オンラインショップ

ビジネスでハッタリを効かせるのは、ウェブ上でも同じだ。
これらを、ビシッと大手っぽく作る事で、素人の延長みたいに見られなくて済む。しかも、ウェブ上の見栄えは、勉強さえすればほとんどタダ同然でできる事が多い。

なんとなくイメージをしてもらえるかと思うけど、面倒くさいのはこれらは、きっちり分かれている分けではなく、複合的な要素を持っていることが多い。

たとえば、このnoteはSNSでありながら、ブログにも近い。googleのクローラー(検索エンジンの自動巡回)が回るので、記事をアップして数日後には、googleで検索すると出てくるようになる。Facebookの個人投稿はでない。
そして、物販は出来ないけど、この記事自体を商品として売ることもできる。

とにかく、そのように役割が違うメディアがあって、全て重要で、全てが連携しているということを知っておくこと。

連携についてはまた改めて書こう。
長くなってしまうので、この記事では、それぞれの雰囲気だけ書いておくことにする。

公式ウェブサイト

「ホームページ」と言った方がなじみがあるかもしれない。あれは和製英語なんだそうで、「ウェブサイト」と言った方が、オシャレなので以下、そちらを採用する。

固定のウェブサイトは、ビジネスを起こすなら絶対に必要だ。

最近は、Facebookページを自分のサイトのように名刺に記載したり、食べログに登録したことを「ネットに掲載している」という人もいるけど、それをメインにするのはオススメしない。

僕がやっているのは、ドメインを取得し、レンタルサーバーを契約して、自分でサイトを作っている。

それが、こちら。「nagaokanenju.com」という部分がドメインで、世界で僕だけに割り振られたインターネット上の住所だ。

ドメイン?サーバー?・・・やべ、無理だ・・・という人は、無理をしなくてもいい。

それでも、1ページでもいい。固定のウェブサイトを持つことをおすすめする。どうしてもネット関係が苦手で厳しいという人は、こういうサービスもある。

こちらの「ペライチ」は1ページなら、無料で作れる。

これでも、手も足も出ないということなら、現代において1人で商売を始めるのは考えなおした方がよい。商売を始めるのに看板一つ用意できないということだからだ。自分の苦手ジャンルを埋めてくれる人と組むか、潤沢な資金を調達して、外注に頼るという方法もある。

この、自分のウェブサイトというのが、現代においては最もベースになる看板だと考えるといい。

上にも書いたように飲食店なら食べログに登録するとか、クリエイターならその作品を扱う販売サイトに登録するとかあって、それを「ネットにも出してる」という人がいるが、公式ウェブサイトがないのは、公式情報がないと判断される。

商売をやると盲目になりがちだけど、利用者の立場で考えるとわかる。

気になったお店(クリエイター)を検索して、公式ページが最初に出てきたら、とりあえず安心である。場所、営業時間、商品などがチェックできる。

それがなくて、食べログがトップに出た場合。
お客さんが勝手に撮った料理の写真が並び、良いこと悪いこと、ずらずら書かれて、★3.5・・んー辞めとく?ってことになる。

最低限1ページのサイトでも良いから、固定の公式ウェブサイトは作るべきだ。

SNS

ソーシャル・ネットワーキング・システム。
かっこいいから、一応書いてみた。笑

まあ、SNSが何かまでは、さすがに説明するまでもないよね。

SNSは、公式ウェブサイトと違って、基本的に流れる情報だ。
だから、「以前書いた投稿」というのは、ほとんど意味をなさないので、常に書き続ける必要がある。
(応用編で、過去の記事をぶり返すという使い方もある)

noteに関しては、ややブログに近い存在でもあるので、古い記事でも、なにかのきっかけで急に読まれることもある。

スピード感や拡散力で言うと、Twitterは群を抜いている。ただし、かなりカオスで、訳のわからない人もいるし、ある程度使えるようになると、執拗に絡んでくる感じの悪い人もなぜかちゃんと現れる。笑
ちなみに、僕は、ほとんどのSNSを運用はしているものの、特にTwitter住人という意識はある。

Facebookは、年齢層が高く、わりとのんびりしている。若者向け商品がメインの人は、やっても影響力が少ない。広告のターゲティング機能が素晴らしいので、現代版の新聞折り込みチラシみたいな感じで考えておくと、利用しやすいんじゃないかな。見ている層も新聞読んでるくらいの世代が多い。
僕の使い方は、年賀状や暑中見舞いを出す感じに近い。念珠という商品の特性上、年配の人でネットでの接点がFacebookだけという人も多いからだ。
これと言ってなにか宣伝をするわけじゃないけど、縁のあるみなさんに、「僕は今日も元気で頑張ってますよ~」って感じね。
店のFacebookページと個人ページは、投稿内容によって使い分けている。
ビジネス利用ならば、個人ページとは別に、Facebookページを立ち上げておきたい。

インスタは、「インスタ栄え」が流行語になるほど、伸びてきている。初期の頃は、黙ってお洒落な写真を一枚アップするというのがメインの使い方だったけど、最近は随分様変わりしている。1投稿に複数写真もアップできるし、長文と合せて投稿する人も増えてきた。Facebookがオヤジ化してしまったので、お洒落なお姉さんはインスタに移行しているという印象も受ける。
意外と念珠ってビジュアルに強いので、インスタからの注文もあるのだけど、僕自身がお洒落なキャラじゃないので、それほど力は入れてない。若い女性向け商品とか、アパレル、雑貨なんかは、向いてるかもしれない。

LINEは、かなりクローズド。つまり、知らない人に見つけてもらう用途にはほぼ使えない。しかし既に繋がっている人との連絡手段としてはとても重要。
とくに若い世代では、eメールをまったく使わない人も多いので、電話、eメールに続くインフラとして、LINEは押さえておく必要がある。
公式アカウントが気軽に作れるようになったので、問い合わせ窓口にしたり、スマホのプッシュ通知してくれるという強みはある。(空気を読んだ配信をしないと、秒でブロックされるんだけど。笑)

他にも、動画系ではYoutube、Tik Tok、クラフト系ならPinterestなど、強力なものも色々有るけど、きりがないので省略。

オンラインショップ

ネット上での販売は、取り扱う商品によって、向き不向きがある。

うちは、念珠を中心とした小物販売のジャンルではオンラインショップも活躍している。たとえば、施術サービスだったりすると、メイン商品はネット通販というわけにいかないので、直接の販路に関しては考える必要がある。
ただし、美容室など、「予約サイト」ということなら、大いに利用価値はありそうだ。

オンラインショップも、100%自前でシステムを作る方法から、システムを借りて自分の場所で運営する方法、そして、アマゾンや楽天など、ショッピングモールに登録して売る方法など様々だ。

当然、他人の手間と知識を頼るほど経費は高い。

僕の場合は、カラーミーショップというショッピングカートシステムと、イプシロンという決済代行サービスを組み合わせて使っている。ショップのデザインや店舗の設定は、全て自分で工夫してやらなくてはいけない。

モールに登録すると、それこそ、リアルなショッピングモールと同じで、もともと人の流れがあるが、利用料はけっこう高い。更に攻めたい人は、楽天などでコンサルを受けることもできる。ただ、僕が連載しているこの記事の趣旨とは合わない。たくさんの資金でたくさんの商品を回せる人向けのサービスだ。

ネットに疎い人は、「ネットに出せばうれるんでしょ?」って漠然と思っていることが多いけど、そんなに甘くない。たとえば電気屋さんが秋葉原に乗り込むくらいの感じを想像してもらうといい。呼び込むのも大変だし、少しでも条件が悪ければ数秒のうちに他店に取られてしまう、かなり厳しい世界だ。

おわりに

ざっと紹介だけでもかなり長くなってしまった。
具体的に使い方はそのうちだね。マーケティングという話になると、更に深い。

今回はハッタリの効かせ方のつづき。
とりあえず、ネットで名前が検索できるのは、必須条件。

苦手な人は、ネット関係は無理かなぁ・・なんて思ったかもしれない。でも、個人戦で世界と戦えるツールは、はっきり言ってネットしかない。

それでも苦手なものは苦手だ!無理だ!という人は、試しに、飛び込み営業を回ってみるとよい。どれだけ精神的に潰されて、身体が疲労して、莫大なコストがかかって、受注が何件取れるか・・

新聞折り込みチラシや、雑誌に公告をだしたら、あっという間に結構な料金を取られる。それで、どれだけ仕事に繋がるか。

うわ、ネット楽っ、安っ・・ってなるよ。

ためしに、小さな商売をやってる人のウェブサイトを検索してみよう。
想像以上に、ちゃんとしていない。笑

つまり、ウェブ関連がまともなだけで、それなりの商売してんだねっていうハッタリを効かせるためには最高のツールだ。

僕の言葉は毎日、数千人、たまにバズると数十万人に届いている。しかも、自分の手間意外はタダ同然のコスト。こんなにコスパのいい方法は、ネット他にあり得ない。

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次回は、ダブルワークについてかいてみよう。


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