見出し画像

【2-17】「発達障害」を改善するお手玉エクササイズ:理由と応用

1.お手玉エクササイズに含まれる十二の要素

お手玉エクササイズ連続講座の最初に
『発達のつまずきのある子は、お手玉がなぜかすごく苦手ですね』
という話をしました。

とても簡単に思えるようなお手玉の動きでも、発達のつまずきがある子にとっては、非常に難しいことがよくあるのです。

このことについて今までお話ししてきたことを12の重要なキーワードとしてまとめました。

①赤ちゃんの運動パターン(前後、上下、左右)

②正中線の統合(前後、上下、左右)

③動きの分離(全身、手足、左右、細部など)

④平衡感覚

⑤眼球運動(目でお手玉を追う)

⑥空間感覚

⑦手と目の協応

⑧ボディージオグラフィー

⑨ワーキングメモリ

⑩姿勢

⑪ノンハーバルコミュニケーション

⑫エネルギーの流れ


この12個です。
簡単なように思える動きにも、これだけの要素が含まれているんですね。

ここから先は

4,181字
この記事のみ ¥ 1,500

もし、お役に立ったことがあれば、サポートをお願いします。 子ども達の発達を伝える活動に活用させて頂きます。